以前、ある研修を担当したとき、
その受講生の方からこんな質問を受けました。
「願えば叶う」とか
「私達には無限の可能性がある」とか
いうような、
“過度な”期待を与えるようなことを
言ってはいけないのではないか?
というものです。
NLPをお伝えする中で、
“可能性”を探求するという点や
“願えば叶う”という視点について
…例えば、物理的に出来ないこともあるじゃないか
だから軽々に「やってみよう」とか
「可能性がある」というのは無責任じゃないか
というようなお話しでした。
確かに、私達は“制約”の中に生きています。
当然のことながら、僕は時速100kmで走ることは出来ません。
寿命も、今から100年、200年あると言うもの
でもありません。
実際の所、“実現出来ないこと”がないと言うことではありません。
しかし、
“可能性”を探求することをおすすめしますし、
“願えば叶う”を探求することもおすすめします。
どんなに大きな可能性があっても、
それを諦めたとき以降は、可能性はなくなります。
どんなに容易なことであっても
それを願わなければ、叶えようとすら思いません。
そして、私達はもしかすると、
現実的な制約のずっと手前で、自分の心の“制約”で
願いにたどり着くのを留めていることが少なくない
と思うからです。
あなたが望む世界は、きっと、現実的に
ほんの一瞬であれ、ほんの少しの地域であれ
現実に起こっていたことに違いありません。
つまり、何かしらの条件が揃えば、
この世界に現実として“表出する”もの
だということです。
僕の身体一つでは、時速100kmは体験できませんが
車や列車、飛行機にのれば体験することが出来ます。
100年後に近づくために、何かしら発明発見、
アイディアを出すことが出来ます。
そしてそもそも、自分が
時速100kmを手に入れることで
100年、200年の寿命を手に入れることで
何をしたいのかが明確になれば、
その実現方法は、当初“不可能だ”と思っていたやり方以外の
方法を探ることだってできるのです。
私達日本人(と言い切れるかどうかは分かりませんが)は
生真面目に、直線的に自分のやり方や進み方を
限定して・・・ある種の“正しさ”を追求します。
それそのものは、とても素敵な“美しい”ことだと思います。
可能ならば、僕自身も追求したいところです。
が、もしそれが、
夢の実現や、
ありのままに生きることを
一旦、妨げているようであれば、
その“正しさ”と言う制約、
“〜ねばならない”と言う制約を
一旦外してみて、
“できない”と思っていたことを実現する
一歩を踏み出す。
少なくとも、“その一歩”を
止めている“制約”は、他の誰でもない
“自分”の中にあるはずですから。
…そして、一歩踏み出せば、
その新しい場所には、さっきまでの所では
気づかなかった、あたらしい
あなたの見方を見いだせるかもしれませんから。
NLPやコーチングを上手に使うと
私達が、これまでだったら、踏みださ(だせ)なかった
変化への第一歩を、踏み出すための
小さな変化の造り方を示唆してくれます。
あなたの未来に向けての「“違い”」すなわち可能性に
気づくための体質づくりのお手伝いをしています。
ぜひ、一緒にあなたの「理想の未来」への広がりを
探求しませんか?
Image credit: © cherezoff / 123RF ストックフォト
NLPを1日で実感、実践する“ワンデイレッスン”開催中です。
http://nlpfield.jp/nlp_o/
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2014.12.10 一部改変)
http://www.facebook.com/nlpfieldcafe
LEAVE A REPLY