【今週のひとこと】
知識に埋もれてしまった知恵はどこだ?
情報に埋もれてしまった知識はどこだ?
(トマス・スターンズ・エリオット/イギリスの詩人、劇作家)
Where is the wisdom we have lost in knowledge?
Where is the knowledge we have lost in information?
Thomas Stearns Eliot.
思い出してみてください、
たとえば、工具、たとえば調理器具、etc…
たくさんの種類を買ったものの
最終的に、いい“相棒”となる道具は
限られていたのではないでしょうか?
それぞれの工具、調理器具、etc…は
それぞれの特徴があってもしも、
使いこなせていたら、良い戦力になった
かもしれませんが、結局のところ
「いつ」それを使うのか?
「何に対して」それを使うのか?
に困ったり、迷ったりしていると…結果
得意な道具を使うことになってしまいます。
“得意”な道具となったものは
それこそは身体になじんで、手になじんで
まさに“身体知”、身体の知恵となったものでしょう。
それを持てば、不安が起こることもなければ
身体知が持つの創造性がさまざまな
困難を不思議なくらいに解決してくれた
経験もおありでは無いですか?
情報であれ、道具であれ、私達の力を引き出してくれる
一心同体で活用できる状態になったモノを
“知恵”と呼ぶのでしょう。
私達はこれまで、学校での学び、社会での学び
会社での学び、人間関係での学び
を“体験”してきました。
これを一旦、まずご自身の“知恵”にまで
高めてみるのはいかがでしょうか?
…つまりあなたのこれまでの経験が
これからどのように生かせるだろうか。
単なる情報から、ご自身に必要となる可能性のある知識へ
そして、単なる知識から、あなたを救いさえする
“知恵”へと、あなたの経験の棚卸しを
おすすめします。
もちろん、あなたの今持っている課題の解決へ適用させる
あるいは、あなたの今持っている目標へのアプローチ
それに沿って、探求することで“知恵”を
引き出してください。
どうぞ、良い一週間をお過ごし下さい!
(初出 アメブロ “想いから実現への翻訳家 コミュニケーション・イノベーター”2014.7.14改変)
http://ameblo.jp/awakeners
LEAVE A REPLY