【今週のひと言】

　ユーモアのセンスというのは、リーダーシップの大切な部分であり、
　 相手と仲良くなる方法であり、物事を上手くやるために大切な要素である。

　　（ドワイト・D・アイゼンハワー／アメリカ合衆国 第34代大統領）

　 A sense of humor is part of the art of leadership,
　　　of getting along with people, of getting things done.

　　　　　　　　　　　　　　Dwight D. Eisenhower.

　“リーダー”と聞くと、どんなイメージを持ちますか？
「なかなか難しいよね」とか、「しっかりした人しかできないよね」とか
「そう、そう、俺のことだぜ」と内心思っていらっしゃる方も

　言葉のインパクト、印象から捉えるとそう感じるかもしれませんが、
　相手を（例えばお願いをして）動かすといったときには、
　相手をリードする事になります。

　私達の言動は、ある瞬間には、あなたと関わる人に
　影響を与えます。その影響が相手に何らかの行動を
　取らせるとき、あなたは「リーダー（相手をリードする人）」
　になっていることにお気づきですか？

　すると、ユーモアだけに限らず、誰かが（誰もが）
　心地良くいること、動くことが出来る場を作る事は、
　その人(達)が上手く行動をしてくれやすくなります。
　人がその場に集まりやすく(集まりたく)なります。
　
　あなたの周りで人が集まり、その人達が
　上手く行動をしてくれる状況
　・・・あなたが良いリーダーシップを発揮している状況と
　　　　言えるのではありませんか？

　もちろん役割としてリーダーを任されるとき
　いわゆる、ビジョンや指導力を求められるとは
　思いますが、その「力」が、
　単なる、独断専横、暴走、強制であったとしたら
　そのチームは同じメンバーで続くことは
　困難になるのではないでしょうか？

　程度の問題はあるかもしれませんが、
　ユーモアのセンスや安心感が
　チームの力、それを形作る個々の力を
　引き出す。いわば、あなたの作る
　人が動きやすい環境、最大化の要素になります。

　そんなとき、あなたは仮に、役割を
　与えられていなくても、立派に
　リーダーシップを発揮していることに
　実はなっていた。
　あなたにも、そんな経験があったことを
　思い出してみて下さい。
　
　もしかすると、既にあなたが名実ともに
　リーダーシップを発揮する力があることに
　気づき始めるかもしれませんね。

どうぞ、良い一週間をお過ごし下さい！

(初出　メルマガ　“心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2014.6.9改変)
http://nlpfield.jp/mailmag01/