「押してダメなら引いてみな」
自分に余裕がないときには、そのことにも
気づけない時があります。
焦っているときには、
もうすでに自分にその能力や力が
あったにもかかわらず、今、持っていないものが
無いことを理由に、諦めたり
不満を覚えたりする。
・・・そんな経験はありませんか?
そんなとき、
「ない」ということに気を取られて
その欠乏感や不足感から
焦りを感じる代わりに
「“今できること”から始める」
と決めて、行動を始めませんか?
“今できること”ですから、
不足はありません。欠乏もありません。
もしかすると、ちょっとした力の不十分さを
感じるかもしれませんが、
完璧に自分が“今できること”
すでに出来ていることです。
どんな行動であっても、
その行動の最初は、混乱や経験途上ゆえの
不手際は起こり得ますから
物事の進みは早くはありません。
かえって、満を持してやるときよりも
気楽に、プレッシャーをたくさん
感じることなく始められるかもしれません。
何よりも、“今、ここから”始めることが出来ます。
「やろう」、「できる」、「進む」
といった、心の勢いをつけることは
私達が、困難や課題を乗り越えて(解決して)
目標へ到達するために、必要な
心の扱い方、整え方です。
ですから、心の中にある“意欲の炎”が
消えないうちに、できる行動をたくさんする
というのは、“成功”という視点で
行動と状況作りを考えたとき
効果的な方法の一つでしょう。
加えて、物事が一旦伸び悩む、変化が一段落して
目立った変化が感じられないときにも、
「“今できること”を続ける」ことは、
心の力を維持するのに役に立ちます。
なによりも、周りの状況に流されるのではなく、
自らが、変化や違いを創る、主導権を握り続ける
車で言えば、ハンドルを握り続けることです。
ハンドルを自分の手から離しさえしなければ、
・再び変化、進展しやすい状況まで
・軌道に乗って、伸張しやすい状況まで
・・・次のチャンスまで
待つことも可能になると思いませんか?
・・・「意欲」を保つ、諦めないために、
「今できること」は、
あなたをゴールへの道のりに留めてくれるはずです。
私達を取り巻く環境は
いろいろな要因が絡み合っています。
ですから、自分にとって
好都合の時があるとしたら、
不都合なときがあるのは自明の理。
あなたは、現在の状況においても
あなたが手に入れたいゴールへの「想い」を実現するために
今「できる」ことのうち、何をしていきますか?
では、また来週。
Image credit: © bogdanwanko / 123RF ストックフォト
NLPを1日で実感、実践する“ワンデイレッスン”開催中です。
http://nlpfield.jp/nlp_o/
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2014.10.15 一部改変)
http://www.facebook.com/nlpfieldcafe
LEAVE A REPLY