【今週のひと言】

　凧は、風に向かっているとき一番高く上がる。
　　　　　　　　　　　　風と共に流されているときではない。

　　（ウインストン・チャーチル／、イギリスの政治家、作家）

　Kites rise highest against the wind – not with it.

　　　　　　　　　　　　　　Winston Churchill.

僕らが子供の頃、洋凧
（ご存じの方もいらっしゃいますよね。ゲイラカイト）が
流行った時期がありまして、
風がないときにでも、凧揚げをしていました。

　凧は正面から風を受けて高く上がります。
　子どもの頃の僕は、全速力で走ることで、
　凧に向かい風を当てていました。

　“向かい風が、凧を揚げる”
　“向かい風が強ければ強いほど
　　　　　　　高く上がる”

「凧揚げ」をするという視点では
　疑うまでもなく当然のことです。
　
「風」は、空気の流れ、いわばエネルギーです。
　それが向かい風であれ、追い風であれ
　物事に変化を起こしてくれます。　

だとすれば、「向かい風」も
どのように受け止めて、どのように使うか
ここには、私達に使い方の選択権が
有るのではないでしょうか？

・・・向かい風も、受けて利用すればエネルギーに
・・・追い風も、流されてしまえば振り回される。

今、ココにある状況を
『どんな風に活用しようか』という
とらえ方で見れば、どんな案や策が
生まれるでしょう？　

どうぞ、良い一週間をお過ごし下さい！

(初出　メルマガ　“心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2014.6.2改変)
http://nlpfield.jp/mailmag01/