少し前の夕暮れのことです。
家に向かって歩いていると、
急に目の前に、何か飛んできて
瞬間に、顔をよけて目をつぶりました。

夏には良くある、風景？？？

そう、蝉が目の前に飛んできたのです。

その瞬間は、何が飛んで来たのかわからず
「避けろ！！」思うか思わないで
蝉を避けていました。

緊急事態の咄嗟の行動。
私達は意識しなくても、反射的に
避けたり、目をつぶったりして
身を危険から守る技を持っています。

野生動物は、地震や天候の変化に気づいて
自らの身を守れる場所に移動するといいます。
誰に教えられるでもなく、生き物として
生きる為の知恵を持っていることになります。

私達も、生き物です。
言うまでも無く、生きる為の技、知恵、力を持っています。
しかし、自信を失うとき、それを
忘れているのかもしれません。

生きることが何かとの競争になって
何かに勝つために、何かに負けないために

何かと比べる前に
　自分の力、知恵、技、に気づいてみませんか？
何かと比べる前に
　自分が今ここに生きているということで
　　どんな可能性が広がっていくのかを
　　考えてみるのも良いですね。

実は、私達がＮＬＰを通して
お伝えしているのは、
　誰かを変える技術ではなく
　あなた自身が、自分の力を発揮するための技術
　あなた自身が、誰かが力を発揮するサポートをする技術
そして何よりも、
　自分自身の中にある力、知恵、技を信じて引き出すこと
　関わる相手の中にある力、知恵、技を信じて引き出すこと
です。

だから、確信を持っています。
どんな人でも、自分に自信が持てるということを
どんな人でも、相手を勇気づけることができると言うことを
こんなことをＮＬＰを通してお伝えしています。

　この秋もまた、初めてのＮＬＰとして
　参加される方が、自分の存在を信じることができる

そんな場を引き続き作っていければと思っています。

夏の夕暮れ
土の中で数年力を貯めて
地上での１週間の命を精一杯生きる蝉から
気づかせてもらったもの
自分の力を発揮するヒントになれば。

(初出　Facebook　NLPフィールドCafe2012.8.21 一部改変）
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