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▽▲行く先は一つだとしても、登山口は一つでは無い▲▽

▽▲行く先は一つだとしても、登山口は一つでは無い▲▽

夏、登山シーズンです。

 富士山にも、
 山梨から登るルート
 静岡から登るルート
 静岡の中でもいくつかのルートがあります。

  僕自身は、まだ、富士登山をしたことはありませんが、
  秋の季候の良いときに、高尾山へ登ることはあります。

  高尾山も、登るルートに
  いくつかのルートがあります。

  その時の体調や気候、天候、地面の状態によって
  登りやすいルートもあれば、そうで無いルートもあります。
  あるいは、それぞれの風景や植生も違っています。

  一つの頂上を目指すと言っても
  私達はそのたどり着き方を選ぶことが
  できるのです。

 もっとも、富士山も、高尾山も
 たくさんの先人が、安全なところ
 そうでないところ、
 それぞれのルートについての特徴を
 伝えてくれているので
 ある程度の装備や、心づもりをして
 頂上を目指すことが出来ます。
 
 すでにいくつかの地図が存在しています。

 しかしもし、私達が始めて挑戦すること
 それが登山であれ、仕事であれ、人間関係であれ
 まだ、充分な登山ルートの地図が無い
 登山のようなものです。

 もしかすると、一つ一つがチャレンジかもしれません。
 あるいは、思った通りに進めないこともあるかもしれません。

 しかし、それはただ、今の体調、気候、天候、地面の状態に
 あったルートでは無かったのでは?と
 立ち止まってみるのは如何でしょうか?

 とかく、進むことに注意が向き、道の事への備えに
 意識が行く、初めてのことや、挑戦の状況では
 「押してダメなら引いてみな」ができることを
 忘れがちになります。

  どんな道筋にも、多くの場合
  迂回路があります、別ルートがあります
  あるいは、近道があります。

 今の自分の状況、体調や能力を一度点検し、
 さらに、今の自分がいる状況を点検する。

  すると、そこに今のあなたに適した
  地図やルートを発見し始めることが
  出来るとは思いませんか?

 私自身は、そういう意味では、とても
 諦めが良く、諦めが悪いのです。
 絶対に達成すると言うことに対して、諦めが悪く
 やっている方法や行動には、諦めが良い

 こういう都合の良いこだわりも
 良いと思うんですよ。

私達が住んでいるこの世界は
思った以上に広く、思った以上に可能性に溢れています。

ほら、一歩、左右どちらかに動いただけで
ものの見え方が少し変わることに
どのくらい気づいているでしょうか?

もし、この先、あなたが『可能性』がないと
思ってしまったら、その世界を狭めているのは
あなた自身だけかもしれません。

そんなとき、前後左右上下に一歩
移動してみませんか?

大きい一歩、小さい一歩、その時のフィーリングに
任せて、新しい世界の見え方と出会う可能性に
期待して。

Image credit: kapu / 123RF ストックフォト

(初出 Facebook NLPフィールドCafe2014.1.29 一部改変)
http://www.facebook.com/nlpfieldcafe

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