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▽▲目標にこだわり、固執しない▲▽

▽▲目標にこだわり、固執しない▲▽

唐突ですが、議論をするとき
…もしかすると、口喧嘩レベルのときかもしれません。

議論をして、じぶんが正しいということを
主張すればするほど、
ときとして、相手の意見を聞くことを忘れます。

その場面が「議論に勝つ」というのであれば
良いのですが、会社の会議、顧客、取引先
あるいは、家族や仲間との話し合いにおいて

本来は、議論に勝つことよりも
互いにとって、有益な、価値のある結論を得る
ことに到達点があるはずですよね。

…ところが、真剣な議論をすればするほど
 その目標の手前の手段であったはずの
 「議論に勝つ」が、意識の中で
 目標にすり替わること少なくないのではありませんか?

 こんな時には、“目標”が何だったかに
 こだわる…確認したいものです。

 そして、今、ここにある課題において
 「議論に勝つ」ことが、結果として
 「互いの利益」になるかどうか
 こだわりたいわけです。

ビジネス(書)や、コーチング(書)で
ときに記されているように
目標を設定して、準備をすることは
とても役に立ちます。

そして、その目標に沿って実践をするのですから
目標は大切なものです。

しかし、それは“絶対普遍”のものではないはずなのです。

例えば、新しいプロジェクトに投資をして
このプロジェクトで“○○円の利益”を出すコトを
目標にしていたときとします。

状況が整わず、損を出し始めたとき
“○○円の利益”を出すと言う目標は、

1.“○○円の利益”を出すのまま続ける
2.“○○円の利益”を出すから、“被害を広げない”にする
3.“別の方法を模索する”

と言うように、変えられるようにしておきたい
ものです。

目標は、私達をゴールに導いてくれるとともに
気づかないうちに、足かせとなったり
振り回し始める事がある。

ということです。

私達がこれまでに生きてきた人生の中で、
全てのことが、目標の通りに一分の狂い無く
来た方ばかりではないでしょう。

ときに、出会いがあり、新しい物事との縁があり
その中でも、自分にとってのこだわりも有りながら
あるときは柔軟に、あるときは頑なに
自分の思いを叶えていくその道しるべとして

目標と上手につきあって、上手に活かしたい訳です。

まずは、自分の目標、これは準備して下さい。
当然、目標がなければ、どこの地図を
持てば良いかが分かりません。

 …札幌の観光したいのに、
  カバンの中にあったのは、山手線内の地図。
  これでは、役には立ちませんから。
  どんな簡易なものでも、札幌の地図が
  準備できるようにすれば良いのです。

そして、その地図の精度や
情報量が不足していたとしても
その地図に、状況に合わせて
書き込みをする、出会った人に聞く、自分で気づく
ここから、思わぬ新しい道筋の発見が
あるかもしれません。

 …それこそは知る人ぞ知る隠れ家的
  スポットに行けるかもしれません。

そのときに、最初に選んだ地図が全てだ
と考えなければ良い訳です。

それが「こだわるけれど、固執しない」ということ。

自分で決めた事だからといって
それに縛られ始めたとしたら、
とても不自由になりますから。

…無批判に縛られるのではなく
 ある時期、誘惑に負けずにこの地図で進む
 と“自分で決断”すればOKですから。

人は、いつも変化し続けます。
自分が決めた事は、あなたの今、
今、気づいている未来に
適していますか?

Image credit: ximagination / 123RF ストックフォト

(初出 Facebook NLPフィールドCafe2013.11.27 一部改変)
http://www.facebook.com/nlpfieldcafe

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