「石橋を叩いても渡らない」
とても慎重で、なかなか行動を起こさない
状態やその人をさしていうフレーズ。
元々は、「石橋を叩いて渡る」ですよね。
慎重に慎重を期す。
初めて取り組むことや、経験の少ないことに
対して、
これで正しいのだろうか?
これで良いのだろうか?
と自問自答が始まることもあります。
チャンスを日本語で「機会」といいますが
この“機”というのは、時、タイミングとも
言うことが出来ます。
すると、わたしちが機会を活かすためには
慎重に慎重を期すことも大切ながら
その“時”、“タイミング”に、行動を“決める”ことが
必要となります。
度胸といえば、そうなのかもしれませんが、
無謀に進むのでもなく、無闇に怖れるのでもない
“決める力”を備える必要があります。
ここにも、コーチングは役に立っています。
以前お伝えしたように、コーチングでは
クライアントの現在の、環境、状況、能力、などから
取り得るなかで、“より”良い選択肢を
引き出します。
もちろん、“より”良い選択肢ですから、
“最高の”選択肢かどうかは分かりません。
しかし、まだ見ぬ(あるいは開発されていないかもしれない)
最高の選択肢を待つのと、今できる、“より”良い選択肢とでは
天と地ほどの差が生まれます。
なぜなら、選択肢そのものは
何も結果を創りません。
世界は変わりません。
選択肢は、その選択肢をあなたが行動に
起こすからこそ成果を手にいれる事ができるわけです。
そして、仮に数時間後、数日後
それ“より”良い選択肢が見つかったら
乗り換えるかどうかを選択すれば良いだけですから。
必要なのは、自分で“選ぶ”こと“決める”こと。
そして、自分の“選択”、“決断”に確信を持てること
・・・それはそのまま“自信”と表現されます。
コーチは基本的に、クライアントの代わりに
“決断”、“選択”することはありません。
しかし、その“決断”、“選択”をクライアントにとって
根拠、確信の持てるモノとなるように
気づいていない、見落としている、探っていない
そんな情報を一緒に検討します。
コーチとの会話は、クライアントが今居るの世界の再点検。
“より”良い選択肢は、クライアントに現在最高水準の選択肢。
その選択肢で、今、ここから、未来を切り拓き始めれば
良いわけです。
あなたが今、東京から名古屋に行くのに
早く行きたいからと言って、
まだ、先月着工したばかりの
リニアモーターカー待ちますか?
歩いたとしても、10日もあれば
名古屋に着きますよね。
「“より”良い」選択肢の精度を、
“気づき”を重ねながら高めていく。
文字通り、現時点の最良を“引き出し”ていく
会話をコーチと深めていきませんか?
コーチは、あなたが
今既に持っている、環境、状況、能力を
あなたが今、大切にしたい思い、なりたい自分に
繋げる行動を作ります。
それこそが、あなたがあなたとして、
未来を創る準備方法であり、
確信をもって、日々の課題にチャレンジできる
土台なのです。
ぜひ、全ての瞬間に“確信”をもって、
“選び”、“行動”できるための力を手にいれる
コーチとの会話を始めてみませんか?
(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2015.1.28改変)
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