この数年、大きな台風や、豪雨
あるいは、火山の活動が活発になったり、
地震が起こったりしていましす。
そして、その被害に遭われた方も
沢山いらっしゃいます。
幸いにして、私の自宅付近は
その被害に遭わずに済みましたが
天災に対する備えが充分であったか
どうかはまだ疑問です。
天災に限らず、私達の行動や頑張りで
どうにもならないことも少なからずあります。
ときに、自分の力が及ばないことで
無力感を感じたり
敗北感を感じる…なんてことありませんか?
そうなんです。ときとして、
自分たちだけの力では、
どうにもならないことにまで
落ち込んで、自分の心の状態を
悪くしてしまう。
では、どうしようもないのか?
…決定的に影響を与えることが
できなかったとしても、
時間が解決してくれるものもあれば、
過ぎ去るのを待つ場合もあるでしょう。
その間、体力を温存して、ここぞと言うときに
次の行動をとる。
自分の行動や頑張りが効果を現す機を
逃さずに行動したり、頑張れるように
自分や状況を整えることもできるのです。
どうしようもない相手や出来事であっても
自分が最も優位になる形で
準備や自分の心の状態を整えることは
不可能ではない、可能だと言えそうです。
例えば、ねんざをしたとき、
治癒に時間が必要です。
気づかずに患部に力がかかる行動をすれば
治癒にさらに時間がかかるでしょう。
そのことに気づいて、適切に留まっておけば、
状況を悪化させないうえに、好転させる行動を
とる事ができるはずです。
ここで、孫子の言葉が思い出されます。
敵を知り己を知れば百戦して殆(あや)うからず。
勝兵は先ず勝ちてしかる後に戦いを求め
敗兵は先ず戦いてしかる後に勝ちを求む
それが戦いであれ、ビジネスであれ
あるいは、
体調であれ、人間関係であれ
状況がよりスムーズに、早く好転する
環境を整えることであれば、
どんなにハードルが高い課題であっても
どんな人にも行動を変える事ができます。
私達にできることが仮に限られていたとしても
その出来ることを最大限に活かして
最大限に効果を発揮する。
ここを探求することは、
私達のこれからの人生に役に立つはずです。
…これもまた、僕自身が
NLPを活用してお伝えしたいこと
でもあります。
どんな状況でも、出来ることが
必ずあります。それが休息であれ、準備であれ…。
Image credit: thampapon1 / 123RF ストックフォト
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2013.10.30 一部改変)
http://www.facebook.com/nlpfieldcafe
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