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▽▲人生の責任は・・・▲▽

▽▲人生の責任は・・・▲▽

『人事を尽くして天命を待つ』
という言葉があります。

それは、
人(自分)が出来ることをやり尽くしたならば
あとは、天の思し召しだ。
という、運を天に任せるニュアンスで
理解されることもあります。

もっとも、この言葉の「天命を待つ」に
アクセントを置いて、
「ご〜ろごろしていたら、
  天命が結果をプレゼントしてくれないかなぁ」
という都合の良い考え方をしたとしても
そんなに上手く行くはずもありません。

一方で、すべての出来事の原因を
自分で背負ってしまう人もいらっしゃいます。
あるいは、背負っているかのように
気に病んだり、緊張したり
ストレスを溜めたりする場合もあります。

しかし、物事には、
タイミング(あるいは旬)があります。
そして、上手くいく場所があります。
そして、自分以外の人が行動したり協力してくれたり、
時には妨害したりします。

つまり、自分一人が制御できるところ
ばかりではないのです。

しかしその中で、自分が出来ることこそ

「ベストを尽くすこと」

です。

その時に気づきうる、全ての懸念材料に対して
その時に使える、全ての能力や経験を発揮して
その時に出来る最高の行動をする。

これだけです。

そして、その結果が、予想あるいは期待していた
ものとずれていたとしても
それは、「失敗」なのではありません。

次の行動のために、
必要なもの、あるいは、不足しているものの
情報が手に入ったに過ぎないのです。

実際の所、私達人間が出来ることは、
自然の営みや地球の営み、宇宙の営みに
比べればとても小さな事です。

しかし自然は、自分自身でバランスを取ります。
氷河期が来ても、間氷期が来ても
ただ、ある一定の環境を保っています。

後悔することもなく、落ち込むこともなく
愚痴ることもなく、拗ねることもなく

ただ、自然は生き物が生息するに足る
ある範囲での一定の環境条件を
保ち続けています。

自分たちに置き換えれば、
いつでも、自分が気づく範囲の中で
ベストを尽くすこと。

もちろん、私達がお伝えしている
NLPを活用して気づく範囲を
広げることは出来ますが、

それでも、あくまで、
自分が気づく範囲の中で
ベストを尽くすこと。

そして、その結果が何であれ
真摯に、素直に、受け止めて
次の行動を自分が気づく範囲の中で
ベストを尽くすこと。

ただそれだけ。

ただそれだけですが、
これまでは、なかなか出来なかった
事かもしれません。

しかし、今日からは、まず、
自分にとって
自分ができる限りのことについて
ベストを尽くすを目標に
自分の目の前の課題から
行動を起こしていきませんか?

Image credit: coramueller / 123RF ストックフォト
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2013.8.21 一部改変)
http://www.facebook.com/nlpfieldcafe

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