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自分の経験を活かす

 子供の頃に夢中になったものはなんですか?

 改めて、子供の頃を思い出して見て下さい。
 夢中になっていたもの、どんなものがありま
 したか?

 近くの用水路で、木材を切って船にして
 浮かべたり、ザリガニ取りに行ったり。

 …図鑑を読むのが一番でしたね。
  例えば、ライオンがネコの仲間で
  祖先までいくと、イヌとも繋がっている。
 
 今から考えれば、分類、ルーツを探るのが
 好きだったようです。

 しかし思い出していただきたいのは、
 その中身もさることながら、その時の
 気持ちや心の動きです。

 ごはんを食べるのを忘れて
 昼寝するのも忘れて
 叱られるのも何のその。

 そんな気持ちや心の動きです。
 
 僕で言えば、先に進むのが楽しく
 疲れを忘れて、新しい事と出会う。
 
 出会ったことで、わからないコト
 できないコトと、わかるまで、できるまで
 付き合う。

 この自分を駆り立てたり、「難しい」を
 こえて続けるという、心の使い方は、

 対象はどうあれ、どんな人にも
 きっと経験があるに違いありません。

 そして、その経験は、私達にとって
 物事を取り組む、一つのやり方の経験。

 …経験者は強いモノです。
  何しろ、そのやり方を既に体験している
  のですから。

 「根拠のない自信」とは、
   経験に裏打ちされているはずの
       「できそうな」感覚である。

 「何か上手くいきそう」という感覚が
 あります。根拠はありそうなのだけれども
 特定できない、あるいは説明できない。

 うろ覚えながら、遠くの記憶ながら
 その体験があったのかもしれません。

 その感覚は、私達に自信通りの実力を
 与えてくれることが少なくありません。
 少なくとも、自信を持てないコトによる
 実力の減点は避けられます。

 「記憶」というのは、ときに、とても
 曖昧なモノです。

 例えば、昨夜、いつもの所に置いたはずの
 鍵が見当たらない。どこかで落としたのか?
 と焦って探していると、思いもよらぬ所から
 出てくる。
 
 明らかに、自分が置いたときであっても
 置いたことを思い違い、勘違いすることが
 あるのですから。

 もし、あなたに「出所不明のできそうな感覚」
 があって、その感覚にリアル感があるので
 あれば、臆せずに「できそうな」感覚を
 利用するのは如何でしょうか?

 少なくとも、ご自身の既にある実力を
 引き出すことは、可能になるはずです。 

 行動の経験+気持ちの経験
  さらには、リカバリーした経験も役立ちます

 実際に業務や具体的行動として
 経験したことは、類似したことや同じ事を
 求められるときに、自信の根拠となります。

 そして、どんな厳しい場面でも、
 心落ち着かせることができた体験や
 楽しんで挑戦できた体験も
 自信の根拠となります。

 さらには、一旦、落ち込んだり、
 上手くいかなかった後、素早く復活。
 困った状況から、その状況を好転させた体験は
 私達の実際の行動、実践を助けます。

 結果として、その体験が、
 自分自身、さらに自信を深める経験として
 積まれることになります。

 …こんな発想をするのも良いかもしれません
  自信を奪われそうな体験が
  結果として、自信を生むらしい・・・と。

 いずれにしても、行動して『経験』する
 ことが自身の実力を高めることになります。

 そしてまた、「経験」があなたの
 困ったときの対応策を
 豊かにすることになるはずです。

 自分の経験を活かして、さらに経験を深める
 NLPでは、これまでの経験をまず
 引き出して、経験を積むための「自信」を
 準備する方法をお伝えしています。

 …まだ、未体験の方もぜひ一度お試し下さい。

 では良い週末を。

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2013.11. 1 一部改変)
http://nlpfield.jp/mailseminar.html

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