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「やり遂げたこと以外」は未経験のこと④−やってみなければ○○○ない。・・・自らのすべてを相棒に・相棒コーチング⑤

僕自身子供の頃は、
もっと慎重だった気がします。

ですから、先週お話ししたような
「シミュレーション」を頭の中で
色々とし過ぎる子供だったのかもしれません。

ですから、色々な人に
「やってみなけりゃ、わからんだろ」
と言われたものです。

実際の所、自分自身も何十年か生きてきて
(人間をやってみて)分かったこともあります。

それは“やってみなけりゃ”
 …“わから”ないし、“かわら”ない

何かしらの具体的な行動をしないと、
それが“効果的かどうか”は分かりませんし
現実は、“変わり”ません。

未経験の人とそうでない人は、
ここが違います。

 “やってみた”から、うまくいくやり方が身につく。
 そうで無くても、うまくいかないやり方を知っています。

つまり、コーチングは、
想いを想いのままではなく、具体策に
策を策のままではなく、行動とその結果に。
さらに、
行動とその結果は、結果のままではなく、
継続するものと、カイゼンするものとを分けて
より効果的なステップを創る。
そして、最終的に、そのステップの積み重ねとして
ゴールにたどり着く。この全体プロセスを言います。

前回までにお伝えした、不安をコントロールし、
モチベーションを高める。
あなたが、ゴールにたどり着くまでの
“具体的な行動”をし、そしてそれをし続ける
ための大切な要素だったのです。

では、具体的な行動を作るためにどうすれば良いか。

まずは、今の状況と手に入れたい結果とを再確認です。

 東京駅から、アメリカへ行くのと、
 東京駅から、銀座(東京駅のすぐ近く)へ行くのとでは
 やるべき具体的行動は異なりますよね。
 (東京駅から、アメリカまで、タクシーで行こうととしたり、
  歩いて行けるほど近い銀座へ行くのに、飛行機は使いません)

ここで、一点だけ外して欲しくないのは、
すべての出来うることを排除しないで欲しいと言うこと。
 例えば…東京からアメリカまで、タクシーで行ったらどうなるか

普段考える事は、ほとんどないでしょうが、
実は「アイディアが出ません」というとき
こういった一見ばかばかしい、アイディアを
最初から、「無駄」とか「無理」という視点で
排除していることが少なくありません。 

実行するまでは、何でもあり。
思考の柔軟性は、ばかばかしいことでも
真摯に真剣に考えることにあるようです。

そして、その中から、今すぐ
あなたが易々と始められることから
行動を始める。

これが、私達のコーチングでも
ゴールに向けての第一歩として
クライアントの方と話し合って
決める“具体的行動”の生み出し方です、

…その場にたって周りを見渡して下さい。
 そして、一歩、好きな方向に動いたとき
 あなたのたっている場所から見える見え方は
 どのように変わっているでしょうか。
 この一歩を積み重ねるためのガイドが
 コーチですし、その方向性を
 本人ではない、外からの視点
 あなたのレーダーとして機能するのが
 コーチでもあります。

では、来週は、具体的行動の効果や効率
を高めるプロセスについてお伝えします。

ではまた、来週。

(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
     http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2014.11.5改変)

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