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▽▲気づいていること以外は気づいていない▲▽

今日のタイトルも、とっても当たり前のことですよね。
でも、時々気づいていないのか、忘れているのか・・・
気づかなくなっています。

最近、道を歩きながら
スマートフォンを操作して
そのために、歩いてくる人や
自転車とぶつかりそうになったり
ぶつかってしまうことが
起こっているそうです。

確かに、スマートフォン上は
たくさんの情報があるので
どうしても画面に集中しています。

すると、周りの音を聞いているようで
聞いていなかったりしますし、
気配を量っているようで
量れていない・・・。

危険ですから気をつけたいものですよね。

しかしながら、
私達が意識を向けている物以外は
気づいていないというのも
このことから気づかされます。

 すると、コミュニケーションにおいて
 こんな考え方が出来るのかもしれません。

 例えば、相手の言っていることが
 細かすぎて、まどろっこしいとか
 大ざっぱすぎて、わからないとか
 そう感じるとき、私達は、
 全体像に注意が向いているだけ、
 詳細やステップに意識が向いているだけと
 考える事が出来ます。

相手が日本語を使っていて、
語彙や言い回しは分かるのに・・・

なぜか、相手の言いたい意図や内容が
すんなり入ってこないとき、
相手の表現の仕方と
自分の理解の仕方との
意識の向け方、意識の使い方が
合っていないというだけのことなのです。

 この違いをNLPでは
 「メタ・プログラム」と言って
 私達が、
  何にどのように意識を向けて
  それをどのように理解するか
 を区別する基準を示します。

このメタ・プログラムに気づいて
扱えるようになると、
これまで
気づいているやり方に気づくだけでなく
同時に
気づいていなかったやり方にも気づくことができます。

すると、気づいていなかったやり方を
意識的にすることで、
見落とし、聞き落としていたことに気づくことが
出来る様になる・・・つまり

『わからない』と思っていたことが
 相手の話してくれた言葉の中から
 読み取ることが出来るようになります。

つまり、相手の方に
伝える側として、歩み寄る
受け取る側として、歩み寄る
基準が見つかります。

気づいていない部分を、意識的に気づく方法です。

・・・何に気づいているかを気づくことで
   何に気づいていないかを知る
   その両方を知ることで
   気づき方さえも自分で扱うことが出来る様に
   なるというアイディアです。   

NLPのメタ・プログラムは、
私達が、ついついしてしまう、
相手の理解、あるいは自分の理解に
影響を与えるものなのです。

Image credit: larser / 123RF ストックフォト

(初出 Facebook NLPフィールドCafe2013.5.22 一部改変)
http://www.facebook.com/nlpfieldcafe

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