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チャンスは回転寿司の寿司のようなもの?

 昔ながら(?)の回転寿司を想像してください。

 今週もまた出身地ネタからスタートです。
 北陸、石川県というのは、海も近く
 海の幸に恵まれた地域です。
 
 東京で出来た友人に
 「金沢に、旅行に行くんだけど
  おすすめのお寿司屋さん教えて?」
 と聞かれたりするのですが、
 「仮に回転寿司に入ったとしても
   ほぼ外れは無いと思うよ?」
 と答えます。

 僕らが小学生の頃には、回転寿司が
 もう、随分主流になりつつありました。

 いわゆる、昔ながらの回転寿司では、
 回転するレーンの先を見て、
 自分の欲しいネタが流れているかどうかを
 確認します。

 そして、あればそのタイミングを待ち
 無ければ目の前の職人さんに
 知っている体で「○○握って」と注文するのも
 子供ながらに「ちょっと、かっこいいかも」
 なんて思ったりしたものです。

 …なんとまぁ、小市民な(懐かしいフレーズ)
  ちょっとした大人気分を味わったものでした。

 目の前の物を取る事も、少し先の物を取る事も
      自分で段取りをして取る事もできる

 回転寿司では、時間帯に合わせて
 お客が選べるように、レーンを一定の数の
 お寿司が流れています。
 いわば、選り取り見取りの状態です。

 そして、お寿司が流れている様子を見て
 「これいいなぁ」と思ってそれを取る事も
 あります。
 つまり、現状から自分の欲しいものを
 見つけることがあります。

 あるいは、流れている先を見て
 狙いを付けて、その皿が近くに来るのを
 虎視眈々を待つこともあります。
 つまり、自分の欲しいものが来るまで
 待って、満を持してそれを実現する様な
 感じです。

 さらには、レーンには目もくれず、
 メニューを見て、あるいはそのまま
 職人さんに、直接注文して直接受け取る
 事もできます。

 自分の欲しいものは、自分から積極的に
 取りに行く、依頼をする、主体的に
 関わるやり方です。

 お寿司をチャンスに置き替えたとすると
 上の文章はどんな風にあなたの
 チャンスに対するスタンスに
 当てはまるでしょうか?

 そもそも、お店に行かなければ始まらない。

 チャンスを手に入れるには、そもそも
 「チャンスを手に入れよう」あるいは、
 「○○を実現したい。」という想いが最初に
 必要になります。

 …どんな方法でお寿司にありつくにせよ
  「お寿司を食べに」お店に行く
  ことが始まりです。

 つまり、あなたの目標が、
 あなたの“欲しい”に火を付けているか
 “チャンス”をつかまえたいという想いに
 スイッチを入れているかが大切になります。

 どんなに注文方法や食べるお寿司の取り方
 取るタイミングを知っていても

 「何も食べられないほど満腹だ」とか
 「今、お寿司は欲しくない」としたら
 どんなに、様々なお寿司が流れてこようが
 どんなに、職人さんがスタンバイしていようが
 そのお寿司は食べられることはありません。

 お寿司を“チャンス”に置き換えても同じ事。
 
 チャンスはやってくるのです。
 そのチャンスが本当に欲しいのか
 欲しくないとしたら、
 どんな準備が出来ていないのか?

 考えてみることは役に立ちそうです。

 お腹が減ったときに、食べるお寿司はまた
 格別です。

 では、あなたがチャンスを得て
 実現したい目標や夢を、あなた自身が渇望して
 つかまえに行ったとしたら

 どんなに真摯に、どんなにワクワクしながら
 その“チャンス”に取り組むのでしょうか?

 手始めに、近々どこかのお昼で
 回転寿司を研究してみるのも一興かもしれませんね。
 
 では良い週末を。

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2013.9.20 一部改変)
http://nlpfield.jp/mailseminar.html

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