前回は、あなたが変化について
“違い”に気づきやすいのか
“共通”に気づきやすいのか
を知ることで、“不安をチューニング”するを
テーマにお伝えしました。
この変化について、別の側面を
考えてみましょう。
あなたが何か行動を起こすときに、
“違い≒新しい”事にワクワクするか、
あるいは
“共通≒慣れている”事に安心できるか
どちらでしょうか?
私達がいる日常、現実は、
ザックリといえば、
初めての事に挑戦する場面と
これまでやってきたことを続ける場面
とがあります。
挑戦の場面では、
“違い≒新しい”事にワクワクできると
まさに、やる気満タンです。
しかし、
“共通≒慣れている”事に安心できる(したい)
人にとっては、不安やストレスになるかもしれません。
同じ場面でも、私達が
その状況のどこに注意を向けやすいかが
あなたの“モチベーション”を左右しているのです。
よくよく考えれば、この場合の不安は、
“未経験”だということのサインでしかありません。
そして、
“なにか、見落としはないか、準備しておけることはないか”
を教えてくれる心のサインだとしたら、
あなたは、これまでの経験との
どんな共通点を見つけて、どんな変化に注意するでしょうか?
つまり、“不安”をてこに、“経験”との共通点探しを
始めることが出来ます。
また、これまでやってきたことを続ける場面では、
共通≒慣れている”事に安心できる人は
まさに、水を得た魚のようにいきいきと
あるいは、こともなげにそれをこなすでしょう。
しかし、
“違い≒新しい”事にワクワクできる(したい)人には
退屈であったり、マンネリを覚えたりと
とても、意欲を呼び覚まされるものになりがたいでしょう。
よくよく考えれば、この場合の意欲の減退は、
“改善や改良”が必要かもしれないという、
“見直し”のサインかもしれません。
自分を取り巻く環境の、微細な変化に気づいているけれども
実際の行動が変わっていない事への違和感かもしれません。
そんな心のサインだとしたら
どんな改善点をみつけて、現在の状態をより良くするでしょうか、
つまり“退屈、マンネリ感”をてこに、安定の中の“違和感”の発見を
始めることが出来ます。
と、いうように、私達には、
ものの見方、捉え方にクセがあります。
もしも、その捉え方があなたのやる気、モチベーションを
阻害しているようであれば、
そのクセが故に覚える、不安、退屈を
てこに対極からの視点、捉え方をすればいいのです。
・・・その“クセ”に気づくとこと
そしてその“クセ”を活かす視点を
コーチは持っています。
あなたのゴール達成のための
不安の軽減、払拭だけでなく
“モチベーション”を高め、整えるのにも
どうぞ活用してみてください。
ではまた、来週。
(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2014.10.22改変)
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