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不安の正体は、フィーリングにすぎない…ということは

 前回の世紀末は、子供ながらに
       「人類の心配」してました

 1999年7の月の予言
 ・・・僕らが小学生の頃、1980年代前半に、
 あの“大予言”が大流行。
 テレビでは、色々な専門家の方が
 予言の書を読み解いて、世紀末に起こることを
 伝えてくれました。

 子供ながらに、
 「あと十数年後、地球は、人類はどうなるんだろう?」
 と心配したものです・・・

 ま、もっとも、明朝の「漢字の小テスト」の方が
 目下の心配事ではあったのですが(笑)

 いずれにしても、何が起こるか分からない
 予想できることが起こったことで
 何が起こるか分からないことに
 いい知れない「不安」を覚えるものです。

 「不安」について、5W3Hで正体を見つける

 今から考えれば、“世紀末”に関する予言
 それが起こることが、
 どのように、どのくらい問題や影響があって
 それに対して、何が出来るかについて、
 全く情報がありませんから、
 考えても、考えても、安心に繋がる
 発想にはなりません。

 ボルダリング(フリークライミング)で言えば
 登るために、具体的に手や足をかける
 場所が無い様なもの。

 そうであれば、具体的にどんな壁で、
 どこに手、足をかける場所があるかを
 知る必要があります。

 同様に、「不安」の正体を
 具体的に、どのように、どのくらい問題で
 誰に、どこに、いつ、影響があるか
 を知っておけば、

 対応策の一つも準備できるというもの
 「不安」を「不安」がっているだけでは
 時間と、心の労力がもったいないですよ。

 「不安」のフィーリングそのものの
           影響を知っておく。

 「不安」のフィーリングは、
 私達を「不安」のままに固定しようとします。
 つまり、それがあたかも色眼鏡となって
 私達の世界を「不安色」に染めてしまいます。

 「不安」の正体にさえ触れたくなくなる。

 しかしながら、先程お伝えしたように
 「不安」は具体的な正体を確認するだけで
 対応策を見つけ始める事が出来ます。

 ですから、「不安」のフィーリングを
 いわば、中和するフィーリングを
 知っておくことも役に立ちます。

 その一つが
  「何の制約もなかったら」
  「世界中の人のいかなる協力も
   得られるとしたら」
  あるいは、
  「どんな問題も解決する人が
    その不安を解決するとしたら」

 ・・・今までの自分とは違った
    日銀の黒田総裁で言えば
    「異次元の解決策がある」と
   想像してみることです。

 少なくとも、2年前、
 2013年の上半期からの約半年で
 日本を不安に陥れていた
 「デフレスパイラル」という不安から
 脱出させたのは、記憶に新しいところ

 実は私達は、実態以上にフィーリングに
 振り回されていることが少なくない

 …このことに気づくというのも
  不安に強くなるために
  役に立ちそうです。

 そしてまた、不安があるときにでも
 気分転換が出来るのもまた
 不安脱出の強い味方。

 いつでも、気分転換に活用できるように
 この週末ぜひ満喫して下さい!

 では、良い週末を!

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2013.8.23 一部改変)
http://nlpfield.jp/mailseminar.html

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