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【今週のひと言】3つの種類のうそとは・・・

【今週のひと言】
『3つの種類のウソがある:
      うそ、とんでもないうそ、そして統計学だ。』
 (ベンジャミン・ディズレーリ/イギリスの政治家、小説家)

“There are three kinds of lies:
lies, damned lies, and statistics”
              Benjamin Disraeli.

 真っ赤なウソという言葉がありますが
 この“赤”というのは“明らか”と同じ語源だ
 とも言われています。
 つまり、疑いようのないウソということに
 なります。

 むしろ私達が困るのは、
 わかりにくいウソ、本当らしいウソ
 ですよね。

 それを可能にするのが“数字”です。
 数字その物は曖昧なところが
 ありませんが、

 その数字をどのように使うかによって
 色々な解釈が可能になります。

 そこに、一見すると
  ホントのようなウソ
  ウソのようなホント
 として私達が“勝手に”解釈をして
 しまうようです。

 私達そのものが、色々な情報を
 自分自身のクセで解釈します。
 言い換えれば、自分の都合よく
 解釈しがちなのです。

 すると、
  数字は疑いようのないもの
  その数字に関する自分(あるいは論者)の解釈
 が足されて、

 “解釈”が事実と合致するかどうかを
 確認することなく、真実らしいと
 思い込んでしまうわけです。

 決して統計学がウソつきなのではなくて
 統計学とのつきあい方を間違えると
 あたかも、ウソをつかれたごとく
 事実を見誤る可能性があるということです。

 どんなにすばらしい手法も
 何のために、どのように使うかを
 知っておくことが大切そうですね。
 
良い一週間をお過ごし下さい・・・!!

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2013.8.12改変)
http://nlpfield.jp/mailseminar.html

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