コーチやコミュニケーションのトレーナーをしている
からと言って、いつもいつも話を注意深く聞き続けている
訳ではありません。
当たり前ですよね。
考え事をすることもあるし、
時には、空返事、生返事をすることだって
あります。
うちの奥さんには、
「今、何言ったか聴いてなかったよね」
と笑い混じりに言われます。
相手の話を聴くということは
少なくともぼくは、
「相手の話を聴こう」と決めないと
聴けません。言い換えれば、
そう決めることで、聴くことできます。
特に、画像イメージで考えることが
得意だったりすると
相手の話に刺激されて、
アイディアが浮かぶかもしれません。
場合によっては、その思考に入り込んで
相手の話を聞けないことも・・・
もし、同じ感じで相手の話が聞けないと
困っているとしたら、
「相手の話を聴こう」と決めて聴く は
役に立つかもしれません。
話をするのが好きな人は、
そもそも相手の話を聴くことが
苦手だったりします。
苦手と言うよりも、自分のアイディアを
伝えたくなってしまいます。
まず、このくせに気づくことです。
そして、もし今、相手の話を聴くことが
求められているとしたら
(営業に行った時のお客さんへのヒアリングや
部下、同僚からの相談の時など)
「相手の話を聴こう」と決めて聴く
様にするわけです。
しかし、興味の無い話を聴くほど
退屈で別のことを考え始める事はありません。
(高校ときそんな授業ありませんでした?)
ですから、相手の話、あるいは相手への興味を
意識すること大切です。
それが、問題を話してくれている時であれ
そうで無い時であれ、相手はこの話で
何を伝えてくれているのだろうか?
何を受け取って欲しいんだろうか?
恋愛小説を読むように
サスペンスドラマを見るように
迷路を歩いて解いていくように
話を聴いてみましょう。
その興味の向け方次第では、
あなた自身も興味深い話を聴くことが出来る上に
相手も話せてスッキリ出来たり、
考えが整理されたりできます。
とにかく、まずは、技術もさることながら
「相手の話を聴く」コトを決めて
その中身に興味をしっかり向ける。
相手に興味を持てば自然と相手も話しやすく
あなた自身も聞きやすい場が作られますから。
とにかく、その状況がやってきたら
まずは、「相手の話を聴く」コトを決めて
その話聴き始めてみて下さい。
・・・自分がどれだけ聞き上手だったかに
自分でびっくりするかもしれませんよ。
Image credit: alexbannykh / 123RF ストックフォト
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2013.2.5 一部改変)
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