2年前のちょうど今頃、
私が学んでいるNLPのトレーナーの
一人である、リチャード・ボルスタッドさんの
マスタープラクティショナーに参加のため
ニュージーランドのオークランドに。
初めて通訳なしでの、単独海外。
出発から帰国まで、トータル12日間のプチ留学でした。
かつての自分であったら
「え〜っ、2週間も・・・無理だなぁ(T_T)」と
きっと、選択を出来なかっただろうなと、
選択のテーブルにさえ載せなかっただろうなと
想像します。
以前、私もサラリーマンをしていました。
ですから、仕事の中身や拘束時間、
自分の仕事ぶりは別として、
毎月、一定の収入がありました。
そして、今、私自身は、サラリーマンではないので
コーチングやNLPセッションをしなかったり
ワークショップのサポートや開催をしなければ
収入はないと言うことになります。
ここは、サラリーマンでないことのデメリットです。
しかしその代わりに、自分で企画、開催するのですから
時間をある程度自由に企画することが出来ます。
クライアントさんと相談して
日程を調整することも出来ます。
ここは、サラリーマンでないことのメリットです。
どんなことにも、メリットとなる側面と
デメリットとなる側面があります。
その側面に気づくかどうかは、
じつは、自分次第です。
そして、もしデメリットの怖れに気を取られて
メリットを見落としていたとしたら
タイトルにある「1+1」は、2以上になることはありません。
もしかすると「1+1」が、何もしない・・・
つまり「0+0」になって、
結果 0で終わるかもしれないですよね。
しかし、デメリットと平等にメリットを確認しておいた上で
それから、自分の目で、耳で、感覚で選ぶ事ができたら
もしかすると、デメリットに隠れて得られるメリットに
気づくだけでなく、その中に隠れているチャンス
あるいは、可能性が見いだせるかもしれません。
僕の場合は、
自分が自分である程度時間を融通できて
それが、自分の
そしてさらに
将来出会うはずの
クライアントさんや、受講者の方に
役立つために手に入れたいものだ
と考えたので、
4年前には、会社を辞めるという決断をしましたし
今回は、ニュージーランドに受講に来ることを
決めました。
無理+無理 = 無理じゃないかも
僕の経験ではままあることです。
「無理」その物が、ある意味
枠組を越えた・・・突拍子もない状態
ですから
もう一つ「無理」が加わった時点で
通常、やらないような無茶も
発想できたりします。
その中には、一見無茶だけど、
実は理に適ったアイディアが出てきます。
すると、
「1+1」・・・「無理+無理 = 可能性∞」
にもなるのです。
確かに、「無理」や「無茶」を
することを、必ずしも
おすすめするわけではありませんが、
想像の段階、発想の段階で、それを広げるために
考えてみるのも有りだとは思いませんか?
行動するまでだったら、
現実のリスクは降ってきませんから。
毒にも薬にもならぬ・・・ものでは
何にも変化は起きません。
せめて発想の中では、加えてみるのも良いと思いますよ。
今年のテーマは、
「迷ったら、“面白い方”を選んで進む」
です。
無理かどうかは考えない、“面白い”、“楽しい”選択を
しながら「1+1」を「無限大∞」にしていこう。
そう思っています。
その中から見つけたチャンスを
活かして、もちろん楽しんで一年進みます。
Photo by Masaki Hijima
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2013.1.8 一部改変)
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