今年もよく起きましたよね
ブログの炎上や失言騒ぎ・・・
記者会見の発言が、ブログページや
Webニュースで活字になる。
ブログやツイッターで思わず書いたことが
大反響を起こしてしまう。
この数ヶ月(だけではないかもしれませんが)
ブログでの炎上や失言騒ぎが
続いているような気がします。
私は記者会見することなど今のところないので
口にした言葉が、Webニュースで一人歩き
と言うことはないのでしょうが、
ブログを書いておりますし、
Facebookやtwitter
もちろんこのメルマガも書いておりますから、
できる限り・・・なんとか・・・
誤解の無いように・・・書こうと・・・
すればするほど、文が長くなる
・・・ときに、ご迷惑をおかけしている
のかもしれませんが。
しかしながら、
気軽に発言が出来るのはいいのですが、
しかも短い文章で表現しなければならない上に
しかも、イントネーションも伝えにくい
文字コミュニケーション。
言葉一つ一つの選択を
読み手のことも想像しながら
するべきなのでしょうね・・・。
“地図は土地ではない”
人はそれぞれ自分の背景で言葉を理解する。
あるとき、ふと友人と漏らした言葉に
「人ってそれぞれだよね〜」
というのがありました。
言葉は同じではあったのですが、
その後に続く言葉を興味があったので
確認すると、
「人ってそれぞれだよね〜」
・・・だから面倒なんだよね
・・・だからおもしろいよね
と違いが。
その時に置かれた状況にも左右されますし
元々興味の向く方向によっても
違いが生まれます。
しかしあの時、その中身を訊ねなければ、
「人ってそれぞれだよね〜」
認識がずれたまま、話が進んだかも
しれなかったのです。
本来は、伝えて、反応を知って
必要に合わせて次の伝え方を選ぶ
デジタルコミュニケーション、特に
不特定に近い多数を相手にするSNSやブログ
などでは、相手の反応を予想することは、
難しいでしょう。
ですから、言葉を“厳選”する必要が
あるかもしれません。
しかし、通常のコミュニケーションは
その場に直接対応できる相手の方がいます。
その場に相手がいるのですから、
表情を見ることが出来ます。
話し方のトーンを聴くことが出来ます。
感情を感じることも出来ます。
それによって、自分の伝えた言葉が
どのように伝わったかを知ることが出来ます。
そして、すぐに関わることができるのですから、
次の言葉を、自分の望むコミュニケーション
(ケンカするのか、協力するのか・・・)
に沿って変えてみることができる訳です。
対面しているからこそ、リアルタイムに変える
ことができるのです。
いずれにしても、相手に対して
敬意を払っていないときには、
ついつい不適切な表現が出る事も
少なくありません。
言葉選びを表面的にしないためにも
まずは話す相手に向き合う。
当たり前ですが、そうでないと
会話はキャッチボールになることは
なさそうですから。
どんな人があなたの言葉を
聴いて(見て)いるんでしょう。
相手にどんな風に伝わるのか
興味を持ってみると
自然と表現が変わり始めるかも
しれませんね。
ではよい週末を!!
(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2013.6.21 一部改変)
http://nlpfield.jp/mailseminar.html
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