ご存じの方はご存じかも知れませんが
僕自身、NLPを学び、さらに深く探求していこうと
好奇心を膨らませていった結果
「英語を思い通り聞いて、思い通りに話したい」
という事になっています。
・・・ということは、
僕は今、英語を聞くのも、話すのも
それほど思い通りではない。
というのはさておき、
すると、色々なことに気づくことができます。
自分が、相手に「英語」で話そうとするとき
言葉は、随分意識的なものになります。
それでも、主語の位置や動詞の変形といった
ものはぼちぼちと自動化されつつはあるものの
日本語で、便利な言い回しを言おうとすると、
途端に、何を言って良いのやら
どんな言葉を連ねて表現すれば良いのやら
ときには、それだったら、Webの翻訳の方が
ずっと上手? のような表現にも成ります。
ですから、伝える言葉や内容は、
自分の本音からはほど遠いものになります。
絵で言えば、昔のパソコンやファミコンの
リアルではない、カクカクした絵
意識的に話すとき(僕のこの場合では英語力の関係ですが)
私達は、同時に伝えたいことのどの部分を
伝えるかを選択することができています。
これは、言葉に対して意識的なときだけでなく
相手に対して、何か構えているとき
警戒しているときにも起こります。
・・・これは、起こるのです。
私達は、相手に対応して色々なことを
話しますから、言葉の使い方
話す領域、仮にその処理は無意識的でも
結果として、自分の本音とは遠い部分を
表現してしまうのかもしれません。
ですから、もし、あなた自身が、
自分と出会えてない、伝えられていないと
思っているとしたら
まずは、安心して話せる相手に
何気なく話してみるところから。
始めは、本音を話すと言うよりも
話しやすさを一緒に深める・・・そんな感じでしょうか。
話しているうちに
自分の伝えたいことが、
自分の伝えたいことばで、
・・・ときには、好きな曲の歌詞のフレーズで
ときには、誰かの口癖のフレーズで
ときには、故郷の言葉とイントネーションで
すっと話し始められるタイミングが
やってくる・・・そして、それは、きっと
誰もが持っている、
自分に気づくタイミングかもしれません。
今ここに居る自分を、本当の意味で
受け入れて表現させてあげられるのは
自分だけですから。
そんな仲間を見つけるのもいいじゃないですか。
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2012.10.2 一部改変)
http://www.facebook.com/nlpfieldcafe
LEAVE A REPLY