昨日の夜のことです。
家から駅に向かって歩いていると
進行方向目の前で、
たばこを吸っているサラリーマン風の
男性が一人。
この地域は、路上喫煙禁止区域なのですが
「まぁ、なかなか吸うところもないんだろうな
愛煙家も、大変だよな」
なんて思っていると、突然、その男性
なんと
たばこを“火がついたまま”で
ポイっと道路に捨てたのです。
ちょっとイラッと怒りの感情を持ちながら、
吸い殻を持っていかないまでも、
火ぐらいは踏み消すんだろうと思っていると
火を消さずに、目の前のマンションへ
何事もなかったかのように
残念ながら、あきれて注意する気も失せたので
とりあえず、吸い殻を踏んで火だけは消しました。
(出かける途中だったので、拾いませんでしたが)
気づかなければ、その男性について
あきれる必要も無ければ
怒りの感情を持つこともなかった。
そして一方、吸い殻を捨てた男性本人は、
さも、「一服できてよかったよかった」と
でも良いたげにスッキリと。
・・・心の問題は、どこにあるか
“ポイ捨て”という行為が私達の目の前にありました。
僕以外にも通行人は数人いました。
今から思い返してみると
イライラして、怒りの感情を持ってしまって
さらには、見ず知らずの人にあきれてしまったのは
全く僕の中で勝手に起こったこと。
僕以外の通行人にとって
ポイ捨てした当の本人にとって
それはまったく
問題ではなかった。
ということです。
私達を悩ませたり、疲れさせたりする感情は
いろいろあります。
しかし、きっかけはどうあれ
その感情を起こしているのは、持っているのは
自分自身だということ。
外で起こった出来事は、起こったこととして
改善は必要かも知れませんが、
感情自体は、自分のさじ加減なのだ
ということですよね。
・・・もし、イライラし損じゃん!!
と思ったとしたら、
イライラを自分で持ち続ける代わりに
何かできること探る事ができます。
そこからが、相手とのコミュニケーションで
現状認識を共有していく作業を始めることになります。
・・・だた、イライラをぶつけても
相手は聞いてくれないはずですから。
この秋から、コミュニケーションの
スキルやアイディアについても
ご紹介して参ります。
image credit: lucasdm / 123RF ストックフォト
http://jp.123rf.com/profile_lucasdm
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2012.9.4 一部改変)
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