たった一文字の違いでも伝わらないことがあります。
うっかり「それ“で”いいよ」と言ってしまって
「どうせ、どうでも良いんでしょ!!」と
怒られてしまう・・・“で”が、なんだか妥協したように伝わったようで・・・
こんな小さな違いでの誤解もあるのですから、
毎日の生活で、
「あれ、なんでうまくいかないんだろ?」とか
相手と話をしていて
「あれ、なんでここで、機嫌を損ねたんだろ?」
ということがあったとき、
実は、紙一重な違いがそこにあっただけなのかもしれません。
そして、その違い(わけ)に気付かずに
起こったことについて考え込んでいる。
起こったところの小さな違いに気付くことが出来れば
これから、どんな風に自分の毎日を思い通りに
していけるでしょうか?
NLPは、私達が、起こった出来事や事実を
どのように受け止めて
どのように理解し
それに対してどのように反応・行動するかを
理解する方法を伝えてくれています。
たとえば、
「今悩んで困っている」ときに
悩んでいる仕掛け、仕組みを理解できるやり方です。
しかも、それを調べるために
脳を解剖するわけでもなく
脳波を取るわけでもありません。
あなたの内面で起こるやり方を理解するのに
捉えた事実(入力)と起こった反応(出力)を
精密に観察することで
あなたの中で起こっているプログラムや
やり方を理解していく方法です。
ですから、NLPを学ぶ上で
大切なのは、自分に、そして相手に
興味を持って関わること
相手の反応や振る舞いに気付く
好奇心が不可欠です。
この姿勢そのものは、もしかすると、「人が好き」という
対人コミュニケーションを職業とする
接客業
医療者
教師
営業職
だけでなく、言葉を使って
他者と話すことがある全ての瞬間に
当てはまります。
そして、その態度や姿勢こそが
紙一重の違いに気付くことが出来る
第一歩だったりします。
ただ、相手や自分に興味を持って
気付こうとするか
気付こうとしないか
この紙一重の違いが
うまくいくこととそうでないことの紙一重の違いを見つける事を可能にします。
そして、それに気付くことが出来れば
そう、大きな変化はいりません。
違いは、紙一重なのですから。
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私たちは、毎日沢山のことを
やらなければなりません。
そして、身の回りには沢山の情報があふれていますから
気付かないうちに沢山の情報を
処理をしているのも間違いありません。
私たちには、沢山のことに気付いて
処理をする力があります。
ただすこし、その力の配分を
自分自身に向けてみること
相手に向けてみること
・・・自分が自分の思い通りに毎日を過ごすために
必要な関係(者)に向けてみること
すると、思った以上に
違いは小さくて、
思っている以上に「悩んでいること」に悩んでいた
事に気付くかもしれません。
違いが起こる「紙一重」に気付くことが
その悩みにのすぐ裏側に喜びがあること、
思った以上に近いことを実感させてくれるかもしれません。
それに気付けば、かわりますよね。
では。
image credit: kuco / 123RF ストックフォト
http://jp.123rf.com/profile_kuco
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2012.8.1 一部改変)
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