相反することわざやフレーズは
良くあるものですよね。
「継続は力なり」と言われたり
「同じ事を続けてたら何も変わらない」と言われたり
これを新入社員の頃に
別の人から同時に言われたとしたら・・・・
「どうすりゃいいんだよ!!」
って事になるでしょう。
どんな物事にも、いくつかの側面があります。
「継続は力なり」という言葉に
納得がいくとき、例えば、
水のしずくの一滴一滴が積み重なって、
岩に穴を開けるように進んできたことが
成就したとしたら、もちろん
「続けて良かった・・・継続は力だ!」と
実感できそうです。
一方で、
「同じ事をコツコツ続けていた」のに
何も変化が起こっていることを実感できない
時にはどうでしょうか?
「そんなことを、あいもかわらずやってるからだ。
同じ事をやり続けたって、進歩はないぞ」
これもまた実感できそうです。
しかし、しかし、しかし、確実に言えることがあります。
何かを行動すれば、必ずその結果が現れると言うこと。
行動を変えなければ、これまでと同じ結果
行動を変えれば、これまでとは違った結果 です。
ただ、その同じ結果、違った結果は
行動している自分に取って
「期待している結果」かどうかは分からない。
だけのことです。
継続して同じ事を続ければ、その行動で起こる結果は、増幅されます。
それが、望みの結果であれば「継続は力なり」と思えて
それが、望みの結果でなければ「同じ事をやり続けたって・・・」と
なっているわけです。
・・・ですから、行動をしたとき
それが、同じ行動であれ
前とは違った行動であれ
その行動の結果、どんな違いが起こったのかに
興味を持って確認することが必要です。
それに気づいていなければ、
ある行動で
望んでいる方向の逆に進んでいたのに
気づかず、「継続は力なり」と思って
ずっと逆方向にするんでしまったり、
ある行動で
望んでいる方向に進んでいたのにもかかわらず
変化に気づかずに「同じ事をやっていても・・・」と思って
結果らしいものが現れる前に
行動をつまみ食いし続けたり
してしまうことが起こるわけです。
行動を変えなければ、これまでと同じ結果
行動を変えれば、これまでとは違った結果
私達が行動したこと、
そしてそれで起こった変化に
気づくこと、自分の行動とその結果にも
興味を持てたとしたら・・・
この行動がもし、今までと違うものであれば
今までとは比べものにならないくらい
行動が速やかに進めやすくなるに違いありません。
行動を変えれば、これまでとは違った結果
になりますからね。
image credit: lightwise / 123RF ストックフォト
http://jp.123rf.com/profile_lightwise
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2012.7.24 一部改変)
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