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「じゃあ、しょうがない」と受け入れてみる

 現状に、疑問を持ち、
   逆らおうとしたことたくさんあり〼(マス)

 昔は店先でよく見かけましたね。
 「〜(商品名)あり〼」のような
 〼(枡記号)を使った張り紙。

 この記号、江戸時代にはよく使われていたそう
 なのですが、一時使われなくなりました。

 ・・・理由は、今のところ僕には分かりません。

 すると今までの僕のパターンでは
 「なぜだ?どうしてだ・・・」とあたかも
 原因追及をして、それを解決せんばかりの
 勢いで、正面からぶつかりに行きます。

 記号でさえ、昔のクセで、
 真正面からぶつかりに行きそうになるのですから、
 以前のぶつかり具合は、想像に難くないでしょう。

 変えられることと、変えられないこと
 すぐに変えられることと、
    時間をかけると、変えられること

 ムダなモノ、余計なモノというのは、
 制約がなければ、存在しません。
 ムダに時間を使うことが、贅沢でさえある
 ことだってあり得ます。

 一方で、変えられることと
 変えられないこともまた
 時間や物理的な制約があるから起こります。
 
 そして、もちろん、私達の住む世界には
 制約が存在します。空間もそう、時間もそうです。

 ですから、変えられないもの、ムダなモノは
 多かれ少なかれ、そして制約の中では
 存在することになりますよね。

 すると、すかさず、ツッコミが自分自身に
 入るわけです。

 「今、それと対峙するタイミングかなぁ」と。

 「じゃあ、しょうがない」
          と受け入れてみる

 状況を変えるために、色々な行動を
 することを決して否定するのではありませんが、

 それを変えるために、使う時間と力に
 限りがある時には、その状況を「前提」にして
 発想する事ができます。

 そう、僕ならば、
 「じゃ〜ぁ、しょうがない」
 (ちょっとコミカルに言うのもポイント(笑))
 って口にするでしょう。

 決して、妥協するのではなく、
 今自分に使えるモノ、出来るモノを
 総動員するために

 今の状況と仲良くする、マジックワード
 と言えるかもしれません。

 もちろん、根本解決でない場合も
 起こり得ます。
 しかし、次のステップを踏むためにも
 今、出来る最善の方法を発見する
 事は役に立ちます。

 ・・・病み上がりに体力を付けようと
    いきなり、マラソンの高地トレーニング
    しませんよね。
    まずは、散歩あたりから。

 そのためには、今の状況も制約も
 一旦受け止めるところから。

 そして、意外に制約の範囲内でも
 考え尽くしたり、やり尽くしてないこと
 あるものです。
 制約を受け止めて、その中の
 大棚卸しして見るのも良いかもしれませんね。
    

 あ、そうそう、さっきの〼(枡記号)
 2000年頃にパソコンのフォントの規格に
 加えられたことから、
 最近また、よく使われるようになったそうです。

 いつ波が来るか分からないとしたら、
 今できる準備を、今の環境でしておくのは
 いかがですしょうか。
  
 まずは、良い週末を!!

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2013.3.29 一部改変)
http://nlpfield.jp/mailseminar.html

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