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目標達成への挑戦を現実化するプロセス②(時間とコストを生み出す) ー 賢いコーチの使い方

私達が物事に挑戦するのを
止めてしまう要素に

 ・初めて挑戦すること
 ・見たことも聞いたこともないこと
 ・結果に対しての責任が大きいこと
 ・時間の制限が厳しいこと
 ・失敗が許されないこと

がある、と前回お伝えしました。

そして、こここそがコーチングで違いを創り出せる
領域であるともお伝えしました。

そこで、最初に「失敗」について
新しい発想をして頂きました。

「失敗」とは、あらゆる挑戦を
 希望したゴールまでたどり着かずに
 残した、プロセスの残骸です。

つまり、どんな結果も、
ゴールへのプロセスの一里塚として
活かすことが出来たら、
結果としてゴールにたどり着けることが出来たら
「失敗」というのは存在し無いことになります。
(あるいは、改善ポイントという名前に変わるでしょう)

しかしながら、現実世界は
時間の制限、空間の制限、コストの制限が
私達のプロセスを、止める
「心理的障害」になるのも事実です。

ここでなぜ、あえて「心理的事実」と
お伝えしたかと言えば、
ここにもコーチングで変化を起こす
ポイントがあるからです。

それは、
「○○がない」、「○○が足りない」
という私達の言葉の使い方(≒認識)のなかに
使い切れていない、見つけ切れていない
○○があるからです。

私達がコーチングのプロセスで実施することは
究極的に言うと、「可能性」を引き出す事です。

先週お伝えしたのが、
 「挑戦する自分の可能性の発掘」であり、

今週お伝えしているのは
 「現状からの可能性を発掘」なのです。

私達がつい、使ってしまう
「○○がない」、「○○が足りない」という意識の使い方は
私達が、自分にある資源のうち

 1.全ての資源を発掘していない
 2.既に見つけている資源を、自分が望むことに使うという“選択”していない

と言うことなのです。

例えば、「時間が無い」と言う表現を使います。
しかし、1日に23時間しかない人はいないはずです。
1分が59秒という人も居ないと思います。

時間はあるのです(この表現もかなり雑ですね。)

そして、「時間がない」と口にするとき
その24時間の時間を、自分が意識している
そのことに使う“選択”をしていないのです。

そのことに気づけば

まずは、今、使える時間や、コストを
洗い出し始める事も役に立つでしょう。

そして、意外なことに
「ない」、「足りない」に意識を向けていると
「ない」、「足りない」の理由に意識が行くものです。

そして、
「あるものを使う」という発想に切り換え始めるだけで
その分配や活用法に気づき
意外に、「○○がそれなりにある」こと
そして、目標への行動を起こす
材料がまた見つけられたことを
実感するでしょう。

これもまた、実際のコーチングのプロセスで
行うものの一つです。

私達は、この本当は自分たちが既に持っている
資源、材料を見落とすような心の状態で
目標について諦めているかもしれないのです。

だからこそ、どうぞ、賢くコーチを活用して頂きたいのです。

続きはまた来週。

(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
     http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2014.2.19)

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