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「今、何ができるかな?」とつぶやいてみよう

 未来の可能性が私達を次の一歩を照らします。

 NLPの質問の中に、目標(アウトカム)の
 設定の質問があります。
 その質問は、私達が目標を作る時、
 見落としがちな、大切なポイントを
 引き出してくれるモノです。
 
 そのいくつかをお伝えすると、
 ・それ(目標)は、自分にとって充分に魅力的か?
 ・それを手に入れることでどんな影響がありそうか?
 ・それを実現するとどんな可能性が広がるか?

 ほんの一部ですが、
 どんなにワクワクすると思っていても
 心の底からワクワクして、
 気になることも、分かって準備ができて
 そして、手に入れたその先にも
 未来が広がること

 私達が目標を実現する時には、
 その未来にある、可能性に気づき導かれて
 目標を一歩一歩創りあげていくという
 側面があります。

希望的観測でなく、悲観的諦めでもないやり方
     変えられるところと変えられないところを見つける!!

 ・・・そうは言っても、上手くいかない時も
 そう思うこともあるかもしれません。
 実際のところ、上手くいかないと感じる時は
 その「未来の可能性」が見えにくくなっている
 と言い換えることができるからです。

  状況が厳しく見通しが立たない
  行動をしていくために時間や資源が足りない
  誰かの助けがなければ進むことができない

 そういう状況に遭遇することがあります。
 
 日本で生活していても、雲ひとつ無く
 風もほとんど無い穏やかな日もあれば、

 台風、嵐がやってきて、風で建物に被害を
 もたらしたり、雨で浸水被害をもたらすことも
 あります。

  そこで起こることには備えられることと
  そうでないことがあります。
  そして、避けられるモノとそうで
  無いものがあります。

 どんな状況で有ったとしても、変えられるモノが
 実はあります。

 それは、自分の視野、そして未来です。

 “私”を助ける“言葉”いくつ持ってますか?

 私達はほとんどの思考を言葉でしています。
 今、「お昼ごはん何にしよう?」と
 自分に問いかけると、自分の中は、しばらく
 お昼ごはんを考える思考に変わります。 

 同じように、順調ではない状況で
「まずいな、どうすればいいんだ?」と考えると
 言葉では意識的に言っていないにしても
 無意識的には、「(どうすればいいんだ)分からないぞ」
 そう、思考を止めようとしているかも知れません。 
 
 そんなとき、“私”を助ける“言葉” あります。

 たとえば、
「まずいな、でも『今、何“が”できるんだろう?』」
 【今、何ができるんだろう?】
 この、今 と 何ができる は
 私達の無意識に働きかけます。
 
 改めて考えてみると、
【今】は、まさに今現実のこと
【何ができる】は、できることがあるそれの内容を探求しよう
 という自分への質問になるからです。

【一方どうすればいい?】には 正解を求める
 思考が働きます。
 言い替えれば、「正解出せよ!」と自分を
 追い詰めていた言葉とも言えるのです。

 ・・・困難な状況を打破するのに、
    正解はひとつではありませんよね。
 
 ですから、『何かできるはずだ、何ができるだろう?』
 未来の可能性を自分に問いかける質問を
 自分を助ける言葉、自分の未来を切り開く言葉として
 ちょっと意識的に使ってみるのは
 いかがですか?
 
 もしも、困った時に
 自分を助ける言葉ではなくて
 自分を追い詰める言葉を使っていたとしたら
 きっと、今までとは違った
 あなたの力を、未来を切り開く潜在力に
 出会えてびっくりするかもしれません。

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2012.11.9一部改変)
http://nlpfield.jp/mailseminar.html

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