若い頃
「そんな夢みたいなことを言わないで
ちゃんと“現実”を見ろ!」と
言われたことがあります。
人生の先輩である、
両親や先生方からすれば、
浮ついた思いで、夢を追いかけることが
危険であること。
そして、失敗したときの
心のダメージや時間のロス
特に十数年前までの日本であれば
少なくとも、新卒で就職すること以外は
多くの場合、レールから外れた
苦労多き人生と思われていた
そんな時代だったかもしれません。
今、それから十数年経って
自分なりの経験をして
そして、この年齢になってみて
気づいたことがあります。
「夢みたいなことを実現させる方法を
見いだすこともまた“現実”を創ること」
だと。
私たちが、“教訓”や“戒め”として
これまでの“現実”から学んだことは
私たちを守ってきてくれました。
そしてまた、これからも守ってくれる
かもしれません。
しかし、
「新しい現実を創る」ことが
できるというのも、
私たちのひとつの“現実”です。
諸先輩方が戒めてくれたように
現実と向き合う、挑戦するというのは
浮ついた感覚では
叶うものも叶わないのかもしれません
浮つくのではなくて、
希望を見いだす
可能性を見いだす
その視点で、夢に向き合ったらどうでしょうか?
その視点で、夢を現実にすることに向き合ったら?
その視点で、そのことそのものを楽しんだら。
「NLPでは、地図は土地そのものではない」
という物事に向き合う姿勢としての
重要な考え方があります。
私たちが、あるいは、先輩方が
“現実”としていたことも
一人一人のモノの見方、観点に
過ぎないのです。
ただし、現実と向き合う
厳しさと、可能性にであう楽しさ
その両方を受け入れる準備が
できたとき、
もしかすると、わたしたちは
自分の“現実”を自分の思った方向へ
動かし始められるのかもしれません。
自分が実現したい“現実”に
その行動に、その視点に
向き合うことを決めることが
先ずその始まりと言えるのでしょうね。
夢みたいなこと、
「現実にする」と向き合ってみませんか?
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2012.4.11 一部改変)
http://www.facebook.com/nlpfieldcafe
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