“全身は“脳”に繋がっている”
何を当たり前のことを・・・
その通りです。
しかし、もしかすると私たちは毎日
あまりにも、“脳”と言う存在を
意識しないで生きています。
紙をそろえているとき、
紙の端っこで、指を切ったとき
「痛っ!」と、その瞬間
痛みと、切ってしまったことを
脳は認識します。
私たちはどうかというと、
ときに、作業に集中しすぎていたり
他のことに気を取られていたりすると
せっかく、脳が認識した
痛みに気づかないことさえあるのです。
身体の各部分は、どの一秒も怠りなく
感覚器で手に入れた情報を
脳に送っているのにもかかわらず。
ですから、私たちは、
自分で、自分の意識のサイズや
場所、方向を操りさえすれば、
そこには、自分自身の周りで起こった
ありとあらゆる情報を
手に入れることもできるのです。
私たちが新しい発想を
手に入れようと考えているとき
いつもと違う環境で発想すると
良いアイディアが出ることはありませんか?
今までと同じ環境であることは
今までと同じ情報を、同じやり方で
処理している部分があると言うことです。
すると、私たちの脳のある部分は
“新しい”発想、則ち脳の使い方を
しようとしているのに、
今までと同じ使い方を同時にしている
ことになるのです。
・・・これは、極論ですが
発想するからと言って
アタマだけを使って、
身体の知恵を使わない手はありません。
身体を動かしてみる
歩いてみる
場所を変えてみる
言葉を変えてみる
音楽をかけてみる
直接発想に関係ある部位を刺激するかどうかは別として
自分自身の脳に、新しい使い方をしようとしている
自分自身の意志は伝わるかもしれません。
一見、ナンセンスに思えるかもしれませんが、
ときには、自分の筋肉や骨、身体の一部に
アイディアを聞いてみるのも良いかもしれません。
なぜなら、そこにも脳からの神経回路が
繋がっているのですから。
違いをつくる違いがそこにはあるかもしれませんね。
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2012.3.14 一部改変)
http://www.facebook.com/nlpfieldcafe
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