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できないのではなくて『やらない』だとしたら〜自分が気づいていない決断に気づく

「できない」というのはちょっと悔しい。

子供の頃、ちょうど「何でも自分でやってみたい」
そう思い始めたころ。今から考えると
何でも自分でやってみないと気が済まない。
そして、自分の思ったようにできたのを
家族に言って、「よかったね」と言ってもらうのが
とても嬉しい子供でした。
ですから、上手くいかなくって「できない」と
口にするのが、ほんっっっとに悔しい。

今、考えると、誰かに何かを頼むのがちょっと苦手
というのはこの頃から始まっていたような気がします。

実際のところ、「できない」と口にすると
僕自身はちょっとした“敗北感”を感じること
あります。

「できない」と決めたのは誰かというと
             。。。私です。

できないときには、それなりの理由があります。
たとえば、部屋の整理をする、新たに勉強を始める。
 「なかなかできない」ことに気づいたとき。
  ・時間がなくて・・・・
  ・場所がなくって・・・
  ・なんかやる気が出なくて・・
こんな理由が出てくるかも知れません。
ちょっと意地悪な言い方をすれば、
理由はどうあれ、今の状況から「できない」と
決めて、部屋の整理、新たな勉強に対応することを
決めたわけです。

私達は、口にした言葉通りの世界に生きています。
ここで、上記文中のワンフレーズを、取り出して
別の見方をしてみます。

 時間がないから、
      新たな勉強ができない。
 
あなたには時間がありません。限られた時間ならば
あると言うことになります。
そして、その限られた時間を、勉強以外ことに使う
ということを“決めた”という側面を持っています。
つまり、

 忙しくて、限られた時間しかないので、
  その時間を、新たな勉強以外のことにつかう。

つまり、別のもの時間を使うことを
あなたが意識しないところで
決めたということでもある訳です。

気づいていないことは、変えられない。
 しかし、気づいた瞬間から、
          変えることができる。

「できない」があなたの、無意識に決めたこと
 だとすれば、こんな風に試すことができます。

 「時間がないから、勉強ができない。」
を言い換えてみます。
 「時間がないから、勉強をしない」
どんな感じがするでしょうか?
そして、前半部分を変えてみます。
 「時間がないからこそ、勉強をしない」
いかがですか?
さらに、後半部分を変えてみます。
 「時間がないからこそ、勉強をする」
どうでしょうか?

私達の中で起こっている、迷った気持ち、
葛藤する感覚を言葉に出してみると
そこで、私達は『意識的』にその気持ちや感覚を
扱うことができます。

そのことに気づいけたら、チャンスです。
自分が、進みたい方向を確認するために
 自分で決めたー「する/しない」と表現してみる
 状況を強調してみるー「・・からこそ」
 自分望む方向に言い換えてみる「しない→する」
口にしてみることで、自分が本当に
手に入れたい結果に気づくことができます。
そうすれば、
 外の原因で「できない」と思っていたことも
 自分の決断で「する/しない」を
 選ぶ。
自分の未来を自分で決断し選択できる機会が
増えるはずです。

まずは、自分の気づいていなかった選択に
気づいてみることから始めるのは如何ですか? 

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2012.9.14一部改変)
http://nlpfield.jp/mailseminar.html

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