初めての物に、恐る恐る近づく。
その時の姿勢って憶えていますか?
まぁ、周りから煽られたり
ときには、彼女から「頑張って〜」って
言われたりして(はい、彼氏視点です。)
顔では平気そうな顔をして
近づくけれども、腰は引けている。
興味があるけれど、怖れている
そんなときの、頭と身体との不一致。
あるいは、やりたくないんだけれども
何かの理由で、やらなくちゃならない
そんなときの、頭と心の不一致
実際、うちの猫を観察していても
手(前足)で、猫パンチをチョイチョイと
繰り出しているけれど、重心は
逃げる体勢でいる様子が見られます。
猫であれば、色々考えずに
自分が怖いと思えば逃げるし
自分が面白いと思えば反撃をされても
向かっていきます。
とてもシンプルです。
しかし、私達はそこに、
社会的な立場や、見栄、自分への評価
他人からの評価、
…どう思われるんだろう
どう言われるんだろう
自分の中の葛藤だけでなく
他の人の“言葉”、
その言葉に対する自分の“評価”
評価している自分への“感情”
感情をもった自分への“期待や失望”
・・・
瞬時にしかも気づかぬうちに
沢山の地層のような感情や評価が
起こっている…ようなのです。
ですから、コーチングでは、
その地層、ミルフィーユの
一枚一枚を、ときには剥がしていくように
心のブレーキと向き合い
心のアクセルに繋ぎます
そんな私達自身の心の使い方、
想いの使い方を利用して
コーチは、あなたの問題を
そのままにしているテーマについて
ほぐし、解決へ進み出すことをサポートし
あなたの目標を表現する事を
止めている気持ちや信じていることを
大切にしながら、目標と出会うことを
サポートしているのです。
瞬時に、多層的に私達は
色々考えているとしたら
その、瞬時
その、多層的 を扱うのに
コーチの伴走はきっと役立つはずです。
(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2013.10.9)
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