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心に余裕がないときは・・・

 心に余裕がないとき、身体はどうですか? 
 朝、起きるのが遅れて、電車に間に合うか
 ギリギリで準備をしているとき・・・
 こんなときに限って、探しているモノが
 見つからなかったり、
 服の袖を通すのに妙に手間取ったり・・・

 急いでいるのに、身体は思うように動かない??
 
 こんな経験有りませんか?

 焦れば焦るほど、思考だけではなく
 見える範囲も狭くなるし、
 身体の動きも・・・
 ぎこちなかったりするのかも知れません。

 心に感じたことは、私達のあらゆる部分に
              影響を与える

 焦っているとき、あるいは緊張しているとき
 心の動きや感じている感じに意識を向けていると
 余計に緊張し始めます。
 
 心からすれば、「緊張」の感じを伝えることで
 例えば、「準備が必要だ」と言うことを伝えよう
 としています。
 私達が生き物として、「緊張」をすべきときは
 生命の危機にさらされたときです。
 つまり、きっかけはどうあれ、「緊張」は
 身体に「ピンチだ!準備しろ!」を
 伝えていることになります。
 そして、生き物としての私達は、
 緊張に気づいて反応した「身体の強ばり」にも
 また反応して、緊張してしまう。

 そんなサイクルに入ってしまうこともあるのです。 

 心をほぐすために、身体をほぐす。
   身体をほぐしながら、心を勇気づける。

 声を出す。肩を回す。のびをする。
 緊張したとき、私達はこれまでも、緊張を
 ほぐそうと、身体を動かしてきました。

 経験的に、心と身体の関連。連動を
 知って、そのように行動してきたわけです。

 ところが、身体をほぐしても「余裕」が
 手に入らないこともあったのかもしれません。

 ・・・それはもしかすると
    身体からの発信か、心からの発信かは
    別にして、
 あなたの身体と心が、「準備して欲しい」だけの
 準備ができていない(無意識的に気づいている)
 からかも知れません。
 
 そのときには、身体をほぐしながら、
 反対にその緊張、確認してみて下さい。
 30秒〜1分、ただその緊張を味わって下さい。
 「緊張してるなぁ・・・」
 ちょうど「準備しろ!」のメッセージを
 受けていると思って下さい。
 そして、自分に問いかけてみる。
  「何が準備できれば良いかな?」
 答えが浮かんでも良いし、
 浮かばなくてもOKです。
 心の反応と、身体の反応を
 1つずつ丁寧にかくにんする。そんなやり方です。
 
 緊張をほぐすことと、
 解決策を考えたり実行したりするのを
 同時ではなく、一分ていどずらして
 分けて見る・・・「緊張」もまた
 大切な自分自身のメッセージですから
 それをないがしろにせず受け止めることで
 変化が起こり始めます。

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2012.8.3一部改変)
http://nlpfield.jp/mailseminar.html

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