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それって、本当かな?

 理解している世界と
        事実そこにある世界

 私達が普段何気なく物事こなしているときには
 「それ(これ)って本当かな?」
 こんな疑問はほぼ湧いてこないと思います。
 いかがでしょうか?

 すべてのことに、疑問をもってしまうと
 確かに物事はなかなか進みません。

 しかし、自分に不安な気持ちが起こって
 しまったとき、
 「それ(これ)って本当かな?
  それ(これ)でいいのかな?」
 この言葉、浮かんできませんか?

 不安が起こるとき、私たちは未来
(一寸先であっても、長期であっても)
 について、予測できない事を
 意識的、無意識的に気づいています。

 「それ(これ)って本当かな?」が
 浮かんだとき、時もしかすると、私たちが
 既に知っていると思っていた事(=理解)と
 現実、実際に起こっていることとを
 確認するチャンスだ言うことに
 気づいたということなのかもしれません。

 自分の気づいている範囲の世界
   気づいている範囲以外の創造的な世界

 「これって本当かな?」と現状の理解に
 疑問を投げかけることは、不思議なことでは
 実はありません。
 例えば、私は近視で普段眼鏡をかけています。
 すると、使う眼鏡を変えたとき、見えている
 世界はぞれぞれ少し違います。 
 目の前のものは同じでも、自分の眼鏡を変える
 だけで見え方が変わるのです。
 そして、それを交換するのは、自分がどこを
 よりみたいかを選んで・・・自分の意志で
 変えています。例えば、近くを見やすい眼鏡と
 遠くが見やすい眼鏡を使い分けるように。
 その用途で創った眼鏡ですから、

 前者は遠くを見落としても仕方がないように
 後者は近くを見落としても仕方がないように

 それぞれ出来ています。
 ・・・たまたま、今回道具を使う方法で
    お伝えしましたが、
    私たちの意識は、自分で情報を
    取捨選択できますし、しています。

つまり、私たちが知っている世界は
実際の存在しているところの、
いわばダイジェストのようなもの。

もっと深めれば、もっと広げれば
まだまだ、違った世界の要素があることになります。

ですから・・・「これって本当かな?」に
気づいたことは、実は問題ではなく
新しい可能性と新しい世界の要素を出会う
チャンスと言えるのです。

・・・平たく言うと、思い込みを外して
   創造性あふれる発想を手に入れるということは
   「これって本当かな?」
   から始まりますよね。

  ぜひ、「これって本当かな?」
   でクリエイティブな、来週の一週間を
  過ごすのは如何でしょう?

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2012.6.29一部改変)
http://nlpfield.jp/mailseminar.html

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