いつぐらいに覚えるのでしょうね
子供の時にちょっとした
いたずらをして
子供心に「これはしかられちゃうぞ!」
と思ったとき
あたかも自分は
何もしてないよと言う顔を
したり
「僕知らないもん」
って言ったりして
叱られないようにする。
結果、
「うそつくんじゃありません」
って叱られて
「うそついたんじゃないもん」
泣きながら言って
「言い訳するんじゃありません」
って
結局叱られてしまう。
こんな小さな時から
自分の行為を
人ごとの視点で見るアイディアを
持っているとしたら
私達の物事のとらえ方
シーンの演出能力は
たいした物かもしれません。
そして、少し大きくなって
「これってもしかして自分のせい?」
って思うと
事実はどうあれ
「僕が悪いんです、すみません」
と謝罪を始めることも
これもまた
私達の物事のとらえ方
シーンの演出能力の
高さを実感できることかもしれません。
子供の頃から
自分事で見るやり方
他人事で見るやり方
その両方を、実際の場面で
やって来ているのです。
だからこそ、道を歩くように
お箸を使うように
自由自在に使い分けることが
出来るといいですね。
・・・良い訳ではないですよ
自分事で見るやり方
他人事で見るやり方
ですよ。
自分事で見るときは
より共感的に、感情的に
物事を捉えることが出来ますし
他人事で見るときには
物事をありのままに
冷静に見ることが出来ています。
どうでしょうか?
自分の周りに起こること
どっちでやってますか?
もし、遊びに行っても
今ひとつ楽しめないとしたら
自分の体験を他人事で捉えているかもしれませんから
「今、自分の気持ちはどうだろうか?」
「今、体のどこに楽しい感覚があるのだろうか?」
こんな風に、気持ちや感覚を
探してみると、しっかりと
自分事の体験を作り始めることが出来ます。
さらに、もし、いつも緊張して
毎日が苦しいと感じているとしたら
苦しい部分を自分事ので体験しすぎているかもしれませんから
「それをしていた自分に、明日の自分がアドバイスするとしたら?」
「過去うまくいったやり方ってどんなだったけな?」
「一度場所を変えてみると何が起こるかな?」
こんな風に、空間や時間(過去や未来)を
移動してみると、徐々に
他人事の体験を作り始めることが出来ます。
こんな風に、
自分が体験することを
自分が体験したい強さ、距離、関係性に
調整するやり方を
実は、ずいぶん昔から
練習していたことに
気付きませんでしたか?
気づいていたとしても
気づいていなかったとしても
そうやっているとしたら
次に必要な機会に
試してみるのも
楽しいことですよ。