20回目のテーマ・・・
これになっちゃいました。
『清く、正しく、すばしこく』
NLPを学んでいくと
全ての行動や、出来事に
肯定的意図(自分にとってプラスとなる目的 ※1→文末)
を見いだしていきます。
目指すところは、
正しいのだけれども
やっている行動が
あっていないので
それを変容させていこう
としていきます。
昨今のように
不況が続くと
過去、戦争が起こって
経済を回復できた
と言う分析がされます。
そして、景気の回復という
“意図”は間違いないのですが
“戦争”という手段が
誤っているという視点です。
その時もうひとつの構図が
見えてきます。
戦争に踏み切る側は、
“選択肢”が無くなっている
ということです。
中国の故事成語で
「衣食足りて礼節を知る」
と言うのがありますが、
経済的に充分でなかったり
精神的に追い詰められている
(選択肢が狭まった状態)
では、相手に理性ある選択を
といっても相手に伝わりません。
かといって、力と力で
ぶつかり合うのは
お互いの損失です。
そこで、
意図は、清く、正しく
行動は、すばしこく
つまり、根幹となる価値は
志、高い物になるように
しているとしても、
行動や、実現方法は
現実にあった物を
選ぶことのもできます。
もし、その行動が
自分自身の大切な価値観や信念に
そぐわないとしたら
そこで、別の“可能性・選択肢”を
探ってみます。
時には、ちょっとこれって
ずるくないか?
と思うこともあるかもしれません。
ですから、必ず
自分自身の大切な価値観や信念に
確認していきます。
この確認
「エコロジカルチェック」って
いいますが、
このチェックがポイントです
自分自身の大切な価値観や信念に
沿っているならば
少なくとも自分にとって
最善の行動がとれます。
”清く、正しく、美しく”
でもなく
”なりふり、かまわず、すばしこく”
でもない
”清く、正しく、すばしこく”
自分の理想とするところと
現実との行動、環境の変化を
つなぐところ
この点が、NLPを実践していくときの
支えになっていると考えています。
あなたの大切にしていることのOKが
でたら、行動を始めてみるのもいいですね。
※1 例えば、
ダイエットしたいのについつい食べちゃう の
“食べちゃう”と言う行動にも
自分にとって、「安心感や満足感」が得られる
と言うような別の部分で得ている利得がある
ようなものです。