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軽ぁるくNLP2.芳醇なその香り?今の僕は、その違いわかりません。

軽ぁるくNLP

唐突ですが
私はお酒が飲めません。

地酒がおいしい地域に住んでいたのに
とってももったいない事をしたのかな?
と思うこともあります。

ですから、お酒を飲みに行って
『この日本酒他と違って、
  香りが良いんだよな』とか
『この酒、キレが良いよな』とか
言われても
「そうなんだ~」とか「そんなの分かるんだ~」
とか感心するばかりです。

アルコールで酔うと言うことを
除けば、きっと
それぞれ、酒に違いは有りますよねきっと。

こんな風に飲めない私は、
それぞれのお酒の香りの違いを
意識にしてないことで、

「お酒の香りの違いを楽しむ」
と言う体験を、意識的/無意識的に
しないように出来ている訳です。

こんな私にとって、
どんな銘酒を香っても
例えば、石川県の銘酒である
“菊姫”の吟醸であろうが
“天狗舞”の純米だろうが
(1)のように自分の思い込み
(お酒は苦手・・・近寄りがたい)で
どれも同じ『日本酒』の香り、
『アルコール』の香り
の体験でしか無くなります。

もしかすると、私にとっては、
苦手なものへの、体験の作り方は
『近づかない』、『違いを見いださない』
様なやり方をやっているのかもしれません。

こんな風に私達は、
同じ出来事を経験していても、
その出来事の受け入れ方で
その体験は違ってくると言えます。

これが良く言われる
経験が体験の邪魔をするパターンになります。

このことは、
必ずしも悪いことではありません。
私達は、たくさん体験することがあります。
些細なことであれ、
新しいことであれ。

ですから、体験の仕方に
脳が工夫をすることは理に適っています。

言ってみれば、
毎日乗っている、自動車の運転や
通勤電車の乗り方で

『昨日とは停車位置が1cm違っていた』とか
『昨日この交差点の通過スピードは今日より5km速かった』とか

気づくことも可能ですが・・・・
気づくことに今の時点では
余り意味がないでしょう。

つまり、大切なのは、
体験の仕方に、無意識的に(親切にも)
(1)すなわち『何らかのフィルター』を使って
体験をより分けてくれている。
事に気づいていることです。

ですから、日本酒マイスター、ソムリエの様な
仕事に、僕が就くことになったとしたら、
『日本酒の香りの体験』には
苦手なので→「香りをかぎ分けない」フィルターが
動いている
とまず気づけばいい訳です。

NLPやコーチングでは、
今までの体験、これからの体験に
どんなフィルターがかかっていたかを
検証するところにアプローチすることがあります。

ここにアプローチすることで
課題を創り出している
図の(1)のような経験の演出・歪みが
特定できれば、
問題を持ち続けることが
無くなる可能性があるからです。

そして、こんな風に、NLPの考え方では
大きな原因や
大きな結果・症状を
扱うために、問題を細分化して
扱いやすくしてアプローチしていきます。

こんな風に、あなたが見たもの、聞いたもの、
感情や、身体の感覚は
もしかすると、無意識が特定の演出を
しているのかもしれませんよ。

・・・こんな言葉もありますよね
「坊主(ぼうず)憎けりゃ袈裟(けさ)まで憎い」
そうなっているかどうか
確認すれば良いんですよ。

そして、本当に袈裟が憎いどうなのかも
確認すればいいってことです。

次回は、
(2)意味づける(Linguistic)、
言葉について
続けていきたいと思います。

そして、リクエストや質問も
お待ちしています。
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・・・・・そして、
僕にとっては今のところ
アルコールですぐに悪酔いする
身体の負担から言って
お酒の体験はこのままで良いと思っていますが・・・(笑)

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