(初出 Blog NLP Rightフィールド2011.5.16)
マグロは、一生泳ぎ続けます。
泳ぎ続けないと、呼吸ができなくなります。
水の外にいて、何の気なしに
呼吸をしている・・・と思っている
私たち人間にとっては
「マグロさん、大変ですねぇ」とでも
言いたくなる気がします。
特に、泳ぎにあまり良い思い出がなかったり
あまり得意ではなかった人にとっては
「泳ぎ続ける?」もはや、アウトオブクエスチョンです。
ところが、もし、マグロの視点と、マグロの言葉が
分かるカメラがあったとしたら
彼らは、どんなことを言っているのでしょうか?
「人間さん、大変ですねぇ」わざわざ、鼻腔やら
喉の粘膜を通して、酸素に湿り気を与えてまで
どうして、水の外で呼吸するんですか?
「水の外で生き続ける?」もはや、アウトオブクエスチョンですね。
そもそも、身体の仕組みが、それぞれの
生態に合う形で成長しているのですから
互いの当たり前のところ、
それぞれの大変なところは
ある意味、それぞれが理解できないことは
想像の範囲かもしれませんね。
しかし、それぞれにまた、
当たり前にできることもたくさんあります。
どんな存在にも、もちろんどんな人にも
その人が、活きる場所や状況があります。
マグロが、大海原を勢いよく泳ぐように
どんな存在にも、勢いよく、悠々と泳ぐ
場面や状況があります。
その状況で、人間は、マグロのようには
泳ぐことはできませんし、
そもそも、大海原でマグロのように
泳ぐ必要もありません。
それぞれの人が、活きる場所が
必ずあること、そのことに気付いて
信じ続けることで、
誰もが、自分の存在を信じ、活かすことができる
場所と出会うことできそうです。
あなたが、もし、あなたの持てる力で
勢いよく泳ぐ必要ができたとしても
あなたが実践するだけでなく、
ときには、勢いよく泳ぐことが
得意な、たとえば、マグロの力を
借りることができると言うこと。
それを許すことができさえすれば
あなたは、周りの力を引き出せる
自分の力を何倍にも活かせる存在になれそうです。
まずは、
あなたが、一生泳ぎ続ける必要はなく
マグロが、地上で呼吸し続ける必要もないということ
適所に適材が配置できれば
それこそが、それぞれの力を
うまく活かす方法なんだと言うこと。
そこから、あなたの周りの人たちの
良いところ、行かせる場所を探し始めてみませんか?
もちろん、あなた自身の力を活かすのも
同じ方法でいいはずですから、
まずは、自分から始めるのも良いかもしれませんね。
今週も、ちょっとした探求から始めてみましょうか。
では。
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