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どうも十数年かけてNLPにたどり着いたみたいなんです、僕は。

(初出 Blog NLP Rightフィールド2011.1.31)
2011年もはや1ヶ月
いや? まだ1ヶ月

十人十色と言いますが、人それぞれ
もののとらえ方って違いますよね。

今週は、「私がNLPを学んだきっかけ」を
テーマにお送りします。

改めまして
アシスタントトレーナー まさきです。

僕がNLPを学び始めたのが
約3年半前、うちの酒井トレーナーの
ワンデイレッスン」を受けたのが始まりです。
これも学び始めたきっかけですが、

その起源はもう少し遡ります。

20年前、20年前地方の大学の学生でした。
そこで学んでいたのは
認知心理学。

興味があったのは、

 1.人に影響を与える仕掛けってなんだろう?
 2.「あいまい」とか
   「あいまいな記憶」ってどんなことだろう?

という、ちょっとばかり渋いテーマを
扱っていました。

その頃は、この学びが十数年後役立つとも知らずに。

最終的に研究したのは、
「曖昧な記憶が出来る仕組み」
・・・うろ覚えとか、ここまで出てるのに言えないとか
言うあれです。

この曖昧な記憶
「何となく覚えている」っていうのを
じぶんで、「ちゃんと覚えている」に
出来るようになると、

テストや仕事で役に立つのにな
なんてことも考えながら、

調査、実験していました。

その当時の結論は、
言葉の構造、語順や助詞の使い方
形容詞や副詞と、名詞や動詞の距離
・・・などで、
「あいまいに思わせる言葉の使い方が作れる」
ことを理解したわけです。

このことが、僕の言葉の表現を
変えたかどうか・・・このときは判りませんでした。

結局、大学卒業後は
IT系の営業マンとして働き始めました。

大学出たての若造ですが
システムの営業という仕事
ありがたいことに、管理職、経営層の方と
話をさせていただくことが
たくさんありました。

そして、仕事を進めていく上で
若造なりに、若造だからこそ
偉い人に話を伝えるのは難しいなと

相手に話が伝わらないのは
若さ故、説明が足りないんだと
思って、工夫をしはじめていました。

それでもまだ、
相手に上手く話が伝わるかどうかを
しかられながら、
説教されながら、実体験として
試行錯誤してきました。

自分なりに、人に提案したり
伝えたりすることができるようになったな
と思った頃、
転職、さらに転職先で、転勤がありました

そのとき、
まだまだ、自分の世界が狭いなと
痛感させられることが起こったのです。

・・・自分の親父のような年代の
   職人気質の現場スタッフに対して
   本部スタッフとして、本社の意図を
   伝えて動いてもらうこと

図式としては、
「親父に、息子が指図する」そんな形です。
ましてや、「職人気質」の皆さん。
ストレートに言えば、
 社内でも気むずかしいチームとの仕事です。

もちろん、
「現場知らねぇ奴が、
   ゴチャゴチャ言うんじゃねぇよ」
こんな感じです。

直接言ってくれればまだしも
 どちらかと言えば、
  間接的に・・・

このときは、さすがに
どうすればいいか判りませんでした。
現場経験を積むのに
さすがに
「親父くらいになるまでやる時間もなければ、
  だからといって結果を出さなければ、
   自分もまずいだけでなく、
    “親父”たちも評価を受けない」
そんな事になるわけですから
それも困る・・・・

ここから、どうやって人に影響を与えればいいか
また模索し始めました。

そう、学生の時研究しようとしていた
もう一つのテーマだったのです。
(この時は、まだ、気づいていませんでした。)

その当時は、
誠心誠意、相手の話を聞いて
誠心誠意、自分の思いを伝える。

相手が行ってくる文句を拒否するのではなく
なんとか受け止めて、妥協点を探す。

これが精一杯です。
そのために、
ファシリテーションも学びましたし
モチベーションを高める為の方法も
探しました。

そして、何とか
“親父”たちの協力がもらえて
(そのときはたぶん、
 単に、ひたむきさを認めてもらったんでしょうね。)
そのチームが顧客と社内で評価される
ことになりました。

自分のことではないけれど、
自分のこと以上にうれしかった出来事です。

そこで気づいたのは、
「職人気質」で話を聴いてくれないのではなく
こちらが伝わるように話をしていないし
相手からも結局は聞いていなかったと言うこと。

そして、単に厄介者扱いをしていただけ
だったのかもしれないということ。

さらに、一人一人ときちんと話をしたとき
「誰よりも仕事に対する
  こだわりと情熱が有ったと言うこと。」

こんなことを、み~んな見落としていると
本当は、実力を発揮できるチームであっても
“使えない奴ら”で終わっちゃうという怖さ。

こんなことを体験してから、
僕自身は、
「どうやってさらに人に影響を与える、うまく伝える」
そんな方法は無いかの
模索を再開して・・・2007年8月 

ふとしたきっかけでNLPとであったわけです。

そして、その日に気づいたこと
十数年前に、興味があった、2つのこと

 1.人に影響を与える仕掛けってなんだろう?
 2.「曖昧な記憶が出来る仕組み」が
   相手に影響を与え、自分に影響を与えるんだ。

と結びついて、
そこから、NLPを学び始め、学び続け、そして、伝え始める
と言う流れに結びついたわけです。

僕に取ってみれば、
学生の頃に携わってみたかったことに
十数年のサラリーマン経験を
加えた僕として
携わり始めた・・・そんな感じです。

僕自身、こんな経緯でNLPにたどり着きました。
ですから、頑張っている人が、評価されたり
より、がんばりが報われる方法としてもNLPを
活用できるように、お伝えしていきたいと思っています。

ここまで書いてみて、
ここが僕のNLPに繋がる原点で、
そして、僕の今の仕事への
モチベーションの種です。

さぁ、皆さんにとって
今の職場を選んだのはどんなモチベーションの源泉が
         あったからですか?
そして、今の仕事を続けているのは、
  あなたのどんな未来を手に入れる為ですか?

この記事をきっかけに、こんなことに
思いを巡らせてみるのも、いいですね。
ぜひ、お試し下さい。

では、また来週!!

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